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【プロロジス】中部空港臨空物流ゾーンに進出

 プロロジスは18日、「プロロジスパークセントレア」の起工式を行い、愛知県の福間克彦企業庁長、常滑市の石橋誠晃市長、中部国際空港の平野幸久社長らが出席した。竣工は2007年5月。
 「プロロジスパークセントレア」は、敷地面積2万4865平方メートル、延床面積8万3126平方メートルで、40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備えた、地上5階建てのマルチテナント型大型物流施設となる。
 設計コンセプトは、フォワーダーなど航空貨物を扱う企業ニーズに応えるため、使いやすさ、貨物の搬出入のスピードに配慮。また、3PL企業やメーカーの同空港を利用した戦略物流ニーズをサポートするため、北陸、名古屋・中部圏などへ向けた物流に伴う物流加工を空港地域内で、ワンストップで行える高効率総合物流センターの機能を融合させるという。
 最新技術による免震構造を導入、地震発生時に荷崩れや保管物の破損を防ぐほか、施設内で働く従業員の安全確保にも配慮する。
 1階から3階には航空貨物の搬出入作業に適した低床式倉庫スペースを設置、4階から5階は、3PL企業などの物流企業のニーズ合わせ、ピッキング作業や仕分けなど物流加工に適したプラットフォームによる高床式倉庫スペースを設置する。
 1階から3階の中央車路の幅は、大型車両が安全かつ迅速に出入庫を行える設定とし、20メートル大スパンの荷捌きスペースを確保する。
 また、中央車路は強風、悪天候の際でも荷捌き作業の効率を高めることができる全天候型構造を採用し、車路の両側に面する倉庫スペースの車両バースに大型車両が横付けで接車でき、コンテナなどの搬出入作業効率をより高める設計となっている。
 1階から3階は3.5トン大型フォークリフト走行に対応し、一部ULD(ユニット・ロード・デバイス)用のリフター設置が可能な床荷重補強を施す。
 4階から5階は、2.5トンフォークリフトの走行に対応する。屋上には大型トラック待機場40台分と普通車駐車場309台分の駐車スペースを設置、また、施設の3面が道路に面した立地を生かし、敷地、建物を一方通行利用とする車両導線を確保する。