トヨタ自動車は、部品・資材の取引先に環境面での積極的な取り組みを求めた「環境に関する調達ガイドライン」をこのほど改訂し、「TOYOTAグリーン調達ガイドライン」として、4月から運用を開始した。
今回の改訂では、?従来の環境に関する要請に加え、社会面の項目を追加?取引先の生産環境取り組み(CO2低減など)を要請?物流面でのCO2排出量を更に低減するため、調達物流の環境取り組みを要請?従来の調達ガイドライン発行後に取組みを始めた、欧州ELV指令への早期対応、委託物流での環境取組みなどを記載――など、環境対策を強く意識した内容となっている。
今回の改訂で、対象の業種は従来の部品、資材に加え、設備、工事、物流などに拡大されており、今後は国内外の連結会社を通じ、その取引先にも順次拡大展開していく。