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【エヌアイ帝人商事】日本向け繊維製品専用の物流加工会社がスタート

 エヌアイ帝人商事(堤喜義社長、大阪市中央区)が連結子会社のエヌアイ繊維(伊藤一弘社長、東京都台東区)、ナップス(平林由雄社長、愛知県岩倉市)と共同で中国・青島に開設した日本向け繊維製品専用の物流加工会社が本稼働した。
 エヌアイ帝人商事ではグループ中期経営計画の基本戦略に中国市場への取り組み強化を掲げており、2003年10月に新会社「青島納普斯服装整理有限公司」を設置。生産地における独自の物流機能を構築することで大手量販店、衣料専門店を中心にしたアパレル物流を担う中核拠点と位置付けている。
 中国現地工場で製品の検針から値札付け、検査、アソート、船積みまで一貫して行うことでリードタイム短縮、物流コスト圧縮が図れるほか、インターネットを活用した情報通信システムも整備。中国メーカー、運輸通関業者、日本企業間における情報伝達もリアルタイムで行えるのが特長。
 新会社の敷地面積は6800平方?、延べ床面積が工場、事務所合わせて3400平方?。検針機6台、ハンド検針機4台、フォークリフト1台、ハンドフォークリフト3台、PDラベルプリンター1台、値札発行機2台を導入。初年度加工量として500万枚、次年度600万枚を目指しており、将来的にはエヌアイ帝人商事も取り扱い工場を移管する計画だ。