ヤマト運輸/初の社内ベンチャー/「コンタクトサービス」開業|通販物流代行・物流コンサルティング・社員教育のイー・ロジット

物流ニュースLogistics News

「物流ニュース」は、物流関連のニュースリリース/プレスリリースを原文のまま多くの情報をご覧いただけます。

物流ニュース

ヤマト運輸/初の社内ベンチャー/「コンタクトサービス」開業

 ヤマト運輸が2002年9月からスタートさせたグループベンチャー制度「Y‐VentureDream(ワイベンチャードリーム)」の事業化第1号、ヤマトコンタクトサービス(土田正浩社長、東京都足立区)が業務を開始した。
 事業内容は、クロネコメール便・宅急便の到着後、荷主の代わりに一言セールスやお礼をする「ヤマトアフターコールサービス」と修理・リコール・契約満了などで不特定多数の顧客から荷物を集荷しなければならない場合の手配業務代行サービス「ヤマトピックアップコールサービス」をメーンに展開。
 今後、電話の受け付け代行業務を中心とした「ヤマトインバウンドサービス」と荷物発送前に受取人の在宅日時を確認する「ヤマトプレコールサービス」、通信販売などの物流にかかわるすべての業務をヤマトグループと共同、一括代行する「ヤマトフルフィルメントサービス」も手掛けていく計画。3年後に年商5億円を目指す。
 ワイベンチャードリームは従来の発想にこだわらない自由な発想を社員から募集し、顧客ニーズを先取りした新規事業立ち上げを目的に実施。ヤマトコンタクトサービスは2002年9月1日から9月末まで募ったアイデアの一つで、審査、準備期間を経て事業化に至った。
 社名には、荷主に代わり顧客と直接、連絡・交渉を行うサービスを通じ、「荷主と顧客の関係を一層良くする手伝いをしたい」という思いが込められている。