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専門店向け店舗・物流管理システム開発/東芝テック RFタグを活用

 東芝テックは先端情報工学研究所(Liti、岡村英治社長、東京都港区)とRFタグ()を活用した専門店向け店舗・物流管理システムを共同開発、11月から販売を開始する。
 店舗・物流管理システムはRFタグの特長である複数商品一括・遠隔読み取り機能を使うことで、検品や棚卸しといった在庫管理の作業効率アップを狙う。
 また、1.サイズ、色違い製品の流通在庫状況の検索2.試着希望製品の取り寄せ時間の確認3.推奨類似商品の紹介――なども可能になるため店舗における販売機会ロスの低減につながる。RFタグの活用範囲が拡大すれば、他店や倉庫から欠品商品の自動補充も可能だ。
 さらに、日本インフォメーションシステム(JIS、外門功社長、東京都港区)の開発した新型タグ「コインタグ」を東芝テックが11月から販売することで合意。コインタグ100枚、リーダー・ライター、シングルアンテナ、読み取りソフトをセットにした、サンプル版を75万円で提供する計画で、性能を広く知ってもらうことでコインタグの普及促進に役立てる考えだ。
 東芝テックではRFタグ関連ビジネスを立ち上げるとともに来春をメドに、システム拡張のための周辺機器の開発、販売にも着手し2005年には年間100億円の売り上げを目指す。