その基準は、様々あります。
その1つは、コストが高いか安いかでしょう。単純に外注費用を比較するのではなく、中小企業庁が発行する物流コスト算出マニュアルなどに基づき、厳密に物流コストを算出します。そして、アウトソーシング候補先からの見積り+α(社内コスト)と比較して、高い安いで自社の通販物流をアウトソーシングすべきかを判断します。
また、別な切り口での基準をご紹介しましょう。
それは、自社で物流ノウハウを高めることが出来るかどうかです。
自社で物流ノウハウを高めるためには、まず優秀な人材を採用しなければなりません。
次に、その従業員に教育を行ったり、コンサルティング会社に改善提案をもらったりするような投資が必要になります。
そして、モチベーションが維持できるような環境(社内での地位や、報酬体系)を作らないといけません。
これが出来るかどうかを熟考し、自社で物流を行うのか、アウトソーシングするのかどうか判断するのです。