日本郵船は6月1日付けで、ロシア・サンクトペテルブルグに定期航路部門の代理店として「NYK Line(Rus)LLC社」の設立を決めた。
これまでロシアでは、定期航路部門の代理店としてラスマリン社を起用してきたが、今後増大するコンテナ貨物に、営業面での体制を強化するため、現地法人を設立、ラスマリン社から代理店業務を移管するもの。
同社物流部門は2004年、既に物流現地法人をモスクワに設立している。また、昨年8月には、バルク・エネルギー輸送、コンテナ・完成車輸送、物流事業での新規ビジネスの開拓、諸官庁や船社等との関係構築、情報収集を行うため、同市に在勤事務所を設置致している。