目次
プロローグ なぜ千日回峰行をはじめたのか
長い旅のはじまり
ひたすらに歩いた日々
緑に導かれて
第一章 千日回峰行とはどういうものか
大峯千日回峰行の歴史
回峯行のスケジュール
何ゆえに行ずるのか
第二章 私を行に向かわせたもの
奇蹟と難産の末にこの世に生を
貧しい家に生まれて
厳しかった母の躾
何もない豊かさ
旅立ちの朝
第三章 千日回峰行までの道のり
悩み涙した小僧時代
行を終えたら行を捨てよ
百日回峰行に入行
難所を行く
痛みに耐え続けた百日間
自分のことはすべて自分で
歩き方を学ぶ
第四章 心を磨く千日回峰行
覚悟の出発
○ 行日誌? 千日回峰行・序盤
限界と隣り合わせの日々
生きるか死ぬかの正念場
大自然と向き合って
○ 行日誌? 千日回峰行・中盤
野生動物との遭遇
小さき命を救う
不思議な出来事
○ 行日誌? 千日回峰行・後半
土砂降りの中の法悦
今日よりも明日、明日よりも明後日
謙虚、素直、謙虚、素直
何のための行なのか
満行を迎えて
○ 行日誌? 千日回峰行・終盤
第五章 いつも次なる目標に向かって
新たな目標、四無行に向けて
四無行に入行する
断水の苦しみ
思わぬ出来事
あえて苦しみの胸元へ
四無行、満行
お師匠さんの心遣い
故郷へ帰る
第六章 流れの中で ありのままに
最後に残った難関
人と人、心と心
今が一番幸せ
大自然のルールに沿って生きる
エピローグ 人生生涯小僧のこころ
原点に返る
生きていく上で一番大切なもの
心を込めて日々を生きる
自然律に気づく