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「五輪の書」がよ?くわかる本

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廣川 州伸

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内容

著者からのコメント
 武蔵といえば、佐々木小次郎との「厳流島の決闘」が知られて
います。それまで六十回以上も決闘をして一度も負けたことがなかった武蔵でし
たが、この戦いの後、姿を隠しました。
 そして『五輪書』を書き始めたのは、その三十年後、六十歳のときでした。

 実質的に日本一の剣豪となった武蔵は、仕官(就職)先を求めて全国を旅した
ようですが、仕官はなかなか実現しませんでした。これが戦国時代なら、武蔵の
兵法は珍重され、すぐにも仕官は適ったことでしょう。
 しかし武蔵の兵法は、徹底して「個」を鍛えて人を斬る、人に勝つことを追求
しています。武蔵の時代は「関が原の戦い」も終わって社会が平和に向かうと
き。
 そこでは武士の「個の価値」より、どこの組織に所属するかという「所属価
値」が問題でした。
 そんな組織に対して、武蔵は一人で戦いを挑んでいったのです。
 なお、本書の解釈は、ビジネス作家の筆者が、数百人におよぶ取材経験を元に
『五輪書』の一部を読み取ったものです。
 専門家からみれば原文解釈として疑問というもの、推論にすぎないと思える
部分も多々あることでしょう。
 筆者が人生に迷っている人々を元気づけ、実戦で役立つように「武蔵を独自
に解釈したもの」ゆえ、寛容に楽しんでいただければ幸いです。

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