内容(「MARC」データベースより)
事業の一生を「スタート期」「成長期」「躍進期」「完成期」「転換期」と5つのステージで表し、それぞれをクリアするための6つのステップを解説。「やってはいけないこと」と「やるべきこと」を対比して記述する。
著者からのコメント
事業経営における成功とは、思いを成し得て、それが「継続」されているときを指します。たとえどんなに大きな成果を上げていても、「継続」できなくなったときは失敗となるのです。
「継続」はいくつもの成功をくり返すことによって成し得るのです。
事業の成長過程は「5つのステージ」に分かれており、このステージを経ることによって""継続される事業""となっていきます。また、各ステージは「6つのステップ」によって構成されています。これが「5×6の法則」です。
本書ではそれぞれのステージやステップで何を成し、何をやってはいけないかを明確にしました。それを実践することによって成功をくり返し、黒字経営を「継続」させる事業経営者となっていただきたいからです。
私はいくつもの成功と失敗をくり返してきました。しかし失敗の数だけ知恵を得ることもできたのです。その知恵をこの1冊にまとめてあります。
前著『カッコ悪く起業した人が成功する』とともに、事業運営の参考にしていただければ幸いです。
成功のステージとステップ
5×6の法則とは
ステージ1「スタート期」事業を計画し立ち上げる(運を掴んで起業する)
ステージ2「成長期」基盤を盤石なものとする(人は石垣人は城)
ステージ3「躍進期」市場占有率を高める(水あって船浮かぶ)
ステージ4「完成期」最終目標に到達させる(全ての危機は自らにあり)
ステージ5-1「転換期」新たな事業や商品開発に立ち向かう(成功体験が転換を拒む)
ステージ5-2「再生」行き詰まった事業を再生させる(欲をなくした人が再生できる)