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「スタイルシートは難しい」という印象を持っている人は、決して少なくないはずだ。HTMLをひととおり理解したあとにスタイルシートの勉強に入ろうとして、その記述方法や構造の違いに少し戸惑う人もいるかもしれない。本書には、そんな人たちのための工夫が随所に盛り込まれている。
本書は12章に分かれている。「ページ設定」、「段落」、「イメージ」、「余白」など、実際にページをレイアウトする際の手順や要素別に章が分かれ、スタイルシートを学ぶというよりは、ページをレイアウトするという意識でページをめくり、自然に学ぶことができるように工夫されている。
各章は「チュートリアル編」と「リファレンス&応用編」に分かれている。「チュートリアル編」では、サンプルとなるページを実際に制作する手順が紹介されている。ソースの内容が丁寧に解説され、それをブラウザで表示した結果も詳しく紹介されている。章を追うごとに同じページが装飾されていくので、スキルアップが実感できる。
「リファレンス&応用編」では、各スタイルの詳細が解説されている。各ブラウザの対応状況はもちろん、サンプルのソースを掲載し、それが実際にブラウザではどのように表示されるのか、すべてのスタイルで紹介されている。サンプルはすべて付属CD-ROMに収録されているので、自分のパソコンで確認することも可能だ。スタイルシートを初めて学ぶ人には、とっつきやすい1冊であるといえる。(上野祥子)
内容(「BOOK」データベースより)
ウェブデザインに欠かせないスタイルシートの仕組みや活用方法をページレイアウトの観点から、平易にまとめたウェブページ制作者にオススメのリファレンス&チュートリアルBOOK。
ページ設定
段落
文字
イメージ
背景
ボーダー
余白
サイズ
位置と表示
リストとフォーム
テーブル
応用