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■商船三井/インド洋航行中のモーリシャス島沖で座礁したWAKASHIO、15日に2つに分断 |
WAKASHIO 座礁および油濁発生の件(その4) 2020年08月16日 当社が長鋪汽船株式会社の子会社(以下「船主」)からチャーターし、ブラジルから鉄鉱石を運ぶ予定であったばら積み貨物船WAKASHIO(以下「本船」)はインド洋航行中のモーリシャス島沖で座礁により自力航行不能に陥り、救助作業中の現地時間8月6日(木)に燃料油が流出しました。 現地時間8月15日(土)の14:00に、本船は2つに分断したことが確認されました。 1. 油濁の防除(現地時間8月15日夜時点)? 本船は座礁した現地時間7月25日時点で、燃料としての重油約3,800MTと軽油約200MTを保有していました。? 既に船外に流出した油約1,000MTを除き、本船上に残っていた燃料油(推定約3,000MT)は現地時間8月12日までにほぼ全量を回収できたと見られます。また燃料油以外の潤滑油や残渣、約100MTについては現地時間8月14日までに部分的に回収されていたと船主(長鋪汽船)から報告を受けました。これらの未回収の油が船外に一部流出した模様ですが、限定的と推定されます。? 油混じりの海水が陸上に漂着することを防ぐべく、船の周りに敷設された防除資材により回収が進められています。? 既に陸上に漂着してしまった油は、船主(長鋪汽船)が手配した油濁清掃業者と関係当局や地元の方々のご協力により回収が進められています。 2. 本船の状況船体やや後方の8番貨物艙付近の亀裂が進行し、2つに分断しました。船主からの情報によれば、当局から船体前方部分を沖に曳航するように指示を受けています。船体後方部分の処置については船主(長鋪汽船)が関係当局と協議しています。 3. 事故の原因調査座礁事故の原因については、乗組員に対する捜査当局の聴取が完了した後に、船主(長鋪汽船)が聴取を行う予定です。 4. 当社のモーリシャスにおける活動? 当社が、船主(長鋪汽船)と共に当局との連携、情報収集、油濁拡大防止、流出油回収の支援を目的に、派遣した人員は現地に到着しています。現地の新型コロナウィルスの感染拡大防止策に基づき、現地時間8月12日に入国してから8月26日までの最短14日間は外出制限されますが、各相手先との情報収集・折衝と、具体的行動計画の検討に注力しています。3度のPCR検査の結果が陰性であることが確認された後に活動を開始予定です。? 人員の追加派遣や物資の輸送についても引き続き検討しています。 当社は引き続き、モーリシャスおよび日本の関係当局と連携して、船主と共に早期の事態解決に向けて取り組みます。 (参考)海図上の座礁位置 以上 |
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