日本郵船／ﾄﾖｺｰ社とﾚｰｻﾞｰ施工技術を事業化｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本郵船／ﾄﾖｺｰ社とﾚｰｻﾞｰ施工技術を事業化

ﾄﾖｺｰ社とﾚｰｻﾞｰ施工技術を事業化

2019年10月02日

～画期的なﾒﾝﾃﾅﾝｽを海事分野に展開～

当社は株式会社ﾄﾖｺｰ（以下ﾄﾖｺｰ）と資本業務提携契約を締結しました｡同社の持つﾚｰｻﾞｰ施工技術｢CoolLaser?（ｸｰﾚｰｻﾞｰ?）｣を用いた効率的で環境にやさしいﾒﾝﾃﾅﾝｽ手法を海事分野において確立し､共同事業化を行います｡
船舶や港湾施設で使われる機器は､塩分､温度､湿度､紫外線や荷役作業時の傷などの要因によりさびやすい環境にさられており､船舶においては航海中に乗組員による日常的なさび落としや塗装作業などのﾒﾝﾃﾅﾝｽ作業が発生しています｡
当社は昨年8月に同社と船舶の鋼材腐食対策で共同事業を検討する覚書を締結し､技術的な検証を実施しました｡その結果､CoolLaser?により乗組員の作業効率改善に加え､船舶･港湾機器の長寿命化や保全に要するﾗｲﾌｻｲｸﾙｺｽﾄの削減､修繕ﾄﾞｯｸ時の環境負荷軽減の効果が確認され､今回の資本業務提携携契約に至りました｡
今後は当社のもつ現場ﾉｳﾊｳやﾃﾞｰﾀをもとにCoolLaser?の海事分野への導入を進め､ICT活用や自動化を視野にいれた､より高度なﾒﾝﾃﾅﾝｽ手法の実現およびその事業化に取り組みます｡
※当社は中期経営計画〝Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green"においてESGと経営戦略の統合を掲げ､事業活動を通じてSDGs（持続可能な開発目標）の達成に貢献する活動を推進しています｡安全かつ効率的で環境にやさしいﾒﾝﾃﾅﾝｽを通じ､企業と社会の持続的な発展と成長を目指します｡

＜当社関連ﾌﾟﾚｽﾘﾘｰｽ＞

2018年8月21日発表：船舶の鋼材腐食対策で共同事業を検討　―ﾚｰｻﾞｰ技術でさび問題を解決―

＜株式会社ﾄﾖｺｰ＞

本社：静岡県富士市代表取締役社長：豊澤一晃

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同社発表のﾌﾟﾚｽﾘﾘｰｽ