ｴｽﾗｲﾝ／５３００万円の経常黒字化（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｴｽﾗｲﾝ／５３００万円の経常黒字化（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　　経常利益　四半期純利益
26年3月期第1四半期　10,162 6.3　　 20 ―　　　 53 ―　　 10 ―25年3月期第1四半期　9,560 △3.2　 △68 ―　 △28 ―　 △29 ―
（略）
（１）経営成績に関する説明当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は､新政権による金融緩和をはじめとした各種政策などによる景気回復への期待感から､円安･株高など明るい兆しが見られたものの､中国の経済停滞など海外景気に対する不安感や､円安による原油をはじめとした諸資材価格の上昇など､依然として先行き不透明な状況のまま推移いたしました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主要な事業であります物流関連業界におきましては､一部で個人消費の持ち直しや生産活動の回復傾向が見られるものの､軽油価格の上昇や､お客様からの物流経費の見直し要請など､引き続き厳しい経営環境が続いております｡このような状況のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､｢地域に密着した企業活動で社会に貢献する｡お客様に満足していただける物流をご提供する｡｣の経営理念を基本に､ｸﾞﾙｰﾌﾟ各社が持てるﾈｯﾄﾜｰｸとｴﾘｱごとの物流機能を結集した総合力を活かして､業績確保と企業価値の向上に取り組んでまいりました｡この結果､当第１四半期連結累計期間の業績は､営業収益101億62百万円（前年同期比6.3％増）､営業利益20百万円（前年同期は68百万円の営業損失）､経常利益53百万円（前年同期は28百万円の経常損失）､四半期純利益10百万円（前年同期は29百万円の四半期純損失）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡［物流関連事業］物流関連事業の主な事業収益は､貨物自動車運送事業､倉庫業､自動車整備事業､情報処理ｻｰﾋﾞｽ業､損害保険代理業などであります｡貨物自動車運送事業のうち､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主力であります特別積合せ部門では､新たな営業体制として立ち上げた｢営業開発部｣｢営業推進部｣を中心に､各社が保有する施設や機能を活かした新輸送商品の開発に取り組むとともに､運賃水準の見直し要請や軽油価格上昇に伴う燃料ｻｰﾁｬｰｼﾞの収受など､物量確保と増収に努めてまいりました｡物流ｻｰﾋﾞｽ部門では､昨年運用を開始した､ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ通販で販売された商品の物流配送ｾﾝﾀｰや､靴専門ﾁｪｰﾝ店の西日本物流ｾﾝﾀｰのｾﾝﾀｰ運営では､今までに培った物流ﾉｳﾊｳをもとに､更なる効率化を進めながら安定運営に努めてまいりました｡また､家電配送業務においては､家電量販店の配送業務だけではなく､通販業界や家具販売業界が取り扱う設置作業の伴う大型商品の配送業務を取り込むなど､取り扱い商品の拡大に積極的に取り組んでまいりました｡この結果､物流関連事業の営業収益は99億88百万円（前年同期比6.3％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は１億47百万円（前年同期比114.7％増）となりました｡
［不動産関連事業］不動産関連事業につきましては､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ各社にて保有している不動産の有効活用を図るために､外部への賃貸事業を営んでまいりました｡当第１四半期連結累計期間である６月からは､大阪市中央区で駐車場運営会社に賃貸している駐車場の一部に､ｻﾌﾞﾘｰｽ会社に賃貸するための商業用店舗兼事務所を建築して賃貸を開始いたしました｡この結果､不動産関連事業の営業収益は98百万円（前年同期比4.1％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は49百万円（前年同期比6.2％増）となりました｡
［その他］主に､旅客自動車運送事業を営んでおります｡岐阜市内の高校や近隣の大学の通学ﾊﾞｽおよびｸﾗﾌﾞ･ｻｰｸﾙ活動などの貸切ﾊﾞｽ､冠婚葬祭時の送迎ﾊﾞｽ､さらには競輪場のﾌｧﾝﾊﾞｽなど､安全と安心を第一に､地元に密着した運行業務に取り組んでまいりました｡この結果､その他の営業収益は75百万円（前年同期比7.9％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は４百万円（前年同期比25.8％減）となりました｡
（略）