ｾﾝｺｰ／経常利益は前年比１２･５％増（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｾﾝｺｰ／経常利益は前年比１２･５％増（平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成26年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　経常利益　　四半期純利益
26年3月期第1四半期　74,710 4.1　　 2,727 23.1 　2,571 12.5 　1,619 25.925年3月期第1四半期　71,758 14.5　 2,215 9.0　　 2,285 16.5 　1,286 24.0
（略）
（１）経営成績に関する説明当第１四半期連結累計期間（平成２５年４月１日～平成２５年６月３０日以下｢当第１四半期｣）における日本経済は､政府と日銀の経済･金融政策の効果による円安･株高を受けて消費者ﾏｲﾝﾄﾞが改善しているほか､海外景気の底堅さにより輸出に持ち直しの動きが見えることや､住宅投資が増加していることなどにより､水準は低いものの､景気は回復に向けた動きが見られます｡物流業界におきましては､生産活動の緩やかな増加や個人消費の持ち直しを受けて､輸出入貨物量や国内向け出荷物量に増加の兆しがある一方､円安による燃料価格の上昇など先行き不透明な状況が続いております｡このような環境の中､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは平成２５年度を初年度とする４年間の新しい中期経営計画を策定し､ｺｰﾎﾟﾚｰﾄｽﾛｰｶﾞﾝ｢ＭｏｖｉｎｇＧｌｏｂａｌ｣に添えた｢物流を超える｣｢世界を動かす｣｢ﾋﾞｼﾞﾈｽを変える｣を目標として､物流事業及び商流事業の業容を拡大すると共に､お客様に一層信頼される高品質でｺｽﾄﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽの高いｻｰﾋﾞｽの提供に取り組んでおります｡当第１四半期におきましては､今年４月に北海道地域での事業基盤強化を目的として､札幌ＰＤｾﾝﾀｰ２号倉庫（札幌市）を開設したほか､滋賀県では危険物保管のﾆｰｽﾞに対応するため､大門物流ｾﾝﾀｰ（滋賀県守山市）の敷地内に危険物倉庫を含む２棟の倉庫を開設いたしました｡さらに､５月には荷主との共同出資でｱｽﾌｧﾙﾄﾀﾝｶｰ｢ＧｒｅａｔＣｒａｎｅ｣を竣工し､主に韓国と日本を結ぶ外航海運事業を開始いたしました｡また､昨年のＭ＆Ａによりｸﾞﾙｰﾌﾟ会社となった中国ﾋﾟｱﾉ運送株式会社が持つ重量物配送･据付機能を､当社が長年培ってきた物流ﾉｳﾊｳとﾄﾞｯｷﾝｸﾞすることにより､重量物配送の全国ﾈｯﾄを完成させ､新たなﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙを構築し､ｻｰﾋﾞｽを開始いたしました｡海外におきましては､世界的なﾊﾌﾞ港である韓国の釜山新港で現地企業との合弁会社が物流ｾﾝﾀｰの建設に着工するなど､東ｱｼﾞｱ･東南ｱｼﾞｱ･中央ｱｼﾞｱを中心に､国際物流事業の強化･拡大を進めております｡
（略）
当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの連結営業収益は､物流事業及び商事･貿易事業において売上拡大効果があったことにより､７４７億１０百万円と対前年同期比４．１％の増収となりました｡利益面におきましては､売上拡大効果やｺｽﾄ削減効果､生産性向上活動の成果があったほか､会計基準の改正に伴う特別目的会社の連結子会社化の影響もあり､連結営業利益は２７億２７百万円と対前年同期比２３．１％の増益､連結経常利益は２５億７１百万円と対前年同期比１２．５％の増益となりました｡連結四半期純利益については､１６億１９百万円と対前年同期比２５．９％の増益となりました｡

当第１四半期の業績をｾｸﾞﾒﾝﾄ別にご説明いたしますと､次の通りです｡（物流事業）流通ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ事業では､総合ｽｰﾊﾟｰやﾃﾞｨｽｶｳﾝﾄｽﾄｱ向けの物量増加が売上の拡大に寄与したほか､電機･機械分野において新規顧客の開拓が進みました｡住宅物流事業では､住宅着工件数の増加に伴い､取扱物量が拡大しております｡ｹﾐｶﾙ物流事業では､生産･輸出入が低調に推移する中､積極的な拡販に取り組んでおります｡これらの結果､当第１四半期における物流事業の事業収入は５７８億７９百万円と､対前年同期比３．２％の増収となりました｡
（商事･貿易事業）貿易事業において､中国向け電子部品材料の輸出が増加したことや､石油販売の分野において拡販が進んだこと､昨年１０月に株式会社ｵﾊﾞﾀをｸﾞﾙｰﾌﾟ会社にしたことなどにより､事業収入は１６１億２４百万円と対前年同期比７．８％の増収となりました｡
（その他事業）その他事業に含まれる受託計算事業で受注残高が減少したことなどにより､事業収入は７億６百万円と対前年同期比２．０％の減収となりました｡
（略）