ｴｰｱｲﾃｲｰ／経常利益は前年比３１･２％増（平成26年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｴｰｱｲﾃｲｰ／経常利益は前年比３１･２％増（平成26年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成26年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

平成25年３月期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　経常利益　四半期純利益
26年2月期第1四半期　4,534 10.1 　355 35.5 　359 31.2 　242 67.425年2月期第1四半期　4,117 17.3 　262 12.3 　274 11.9 　144 △1.6
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第１四半期連結累計期間におけるわが国の経済は､新政権による金融対策などを背景に円安の進行や株価の上昇が見られ､また財政政策の期待感から景気は回復基調で推移しました｡一方､世界経済においては欧州での債務問題､新興国での経済成長鈍化などにより､引き続き不透明な状況が続いております｡このような状況下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､Door to Doorの一貫輸送営業を一層推進する為に､海外子会社との連携体制を強化すると共に､当社において３PL(ｻｰﾄﾞﾊﾟｰﾃｨｰ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ）業務を専属で取扱う部署を新設しました｡そして､新規顧客の獲得､通関受注の強化および日本国内や海外での３PL案件の獲得に精力的に取り組んでまいりました｡この結果､当第１四半期連結累計期間における営業収益は4,534百万円（前年同期比10.1％増）､営業利益355百万円（前年同期比35.5％増）､経常利益359百万円（前年同期比31.2％増）､四半期純利益242百万円（前年同期比67.4％増）となり､受注の拡大効果と､円安による為替換算効果も相まって､いずれも前年同期を上回る結果となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の業績は次の通りであります｡①日本日用雑貨取扱企業を中心に円安進行を見極めようとする動きなどから､海上輸送の取扱高が伸び悩んだ結果､取扱ｺﾝﾃﾅ本数は､輸入で41,601TEU（前年同期比4.8％減）､輸出入合計で43,785TEU（前年同期比6.0％減）と前年同期を下回る取扱高となりました｡一方で一貫輸送提案の強化により､通関受注件数は､12,506件（前年同期比11.8％増）と前年同期と比較して堅調に増加いたしました｡また､３PL案件の獲得効果や航空貨物輸送の受注が好調に推移したことに加え､円安基調によるﾄﾞﾙ建て運賃収入の増加も収益の押し上げ要因となり､増収増益を記録いたしました｡以上の結果､日本における営業収益は3,809百万円（前年同期比5.2％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は304百万円（前年同期比15.1％増）となりました｡
②中国中国及び香港の現地法人との２ヶ月の決算日の違いから､本年３月までの日本向け貨物量が好調であったことにより､中国国内での輸送収益が増加し､また円安基調に伴い現地通貨の邦貨換算額が増加した結果､営業収益は711百万円（前年同期比45.3％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は50百万円（前年同期比39.8％増）となりました｡
③ﾀｲ日本向け貨物が回復の兆しを見せており､また円安基調に伴い収益の邦貨換算額は増加しましたが､その絶対量が小さいため､営業収益は14百万円（前年同期比116.1％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は０百万円（前年同期比59.0％減）となりました｡（注）TEU（Twenty-foot Equivalent Unit､20ﾌｨｰﾄｺﾝﾃﾅ換算）とは､海上ｺﾝﾃﾅの数量を表す単位で､20ﾌｨｰﾄｺﾝﾃﾅ１個分を１TEUと計算します｡
（総資産）当第１四半期連結会計期間末の総資産は､前連結会計年度末に比べ155百万円増加し4,699百万円となりました｡これは主に､受取手形及び売掛金が134百万円増加したことによるものであります｡
（負債）当第１四半期連結会計期間末の負債は､前連結会計年度末に比べ12百万円減少し1,316百万円となりました｡これは主に､買掛金が137百万円増加した一方で､未払法人税等が180百万円減少したことによるものであります｡
（純資産）当第１四半期連結会計期間末の純資産は､前連結会計年度末に比べ168百万円増加し3,382百万円となりました｡これは主に､四半期純利益242百万円の計上と為替換算調整勘定が74百万円増加した一方で､剰余金の配当により152百万円が減少したことによるものであります｡