東洋ｺﾞﾑ工業／ﾀｲで自動車用部品の製造･供給を開始｜物流ﾆｭｰｽ

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■東洋ｺﾞﾑ工業／ﾀｲで自動車用部品の製造･供給を開始

ﾀｲで自動車用部品の製造･供給を開始自動車用部品のｸﾞﾛｰﾊﾞﾙｻﾌﾟﾗｲﾔｰへ戦略強化　東洋ｺﾞﾑ工業株式会社（社長：中倉健二）は､ﾀﾞｲﾊﾞｰﾃｯｸ事業ｾｸﾞﾒﾝﾄにおける自動車部品事業のｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ成長･拡大を目的に､２０１４年４月より､ﾀｲにおいて高機能樹脂製等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂの製造･供給を開始しますのでお知らせします｡　ｱｼﾞｱでの急速な自動車市場拡大に伴い､現在､自動車ﾒｰｶｰは相次いで同地域での増産を決めており､特にﾀｲは今後も生産台数の増加が見込まれています｡また同時にﾒｰｶｰ各社は､市場での価格競争力を高めるため､現地での部品調達を積極的に進める方針です｡　こうした背景から､当社は､２０１１年１２月に設立した､TOYO　RUBBER　CHEMICAL　PRODUCTS（THAILAND）LIMITED．（以下TCT）において､本年より､自動車用防振ｺﾞﾑの販売を開始することを既に決めています｡今回は､新たに､自動車の駆動軸の接合部分に用いられる高機能樹脂製等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂの製造･供給を開始することを決定したものです｡　等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂは､自動車のｴﾝｼﾞﾝ動力を車輪に伝えるﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄのｼﾞｮｲﾝﾄ部分に装着される自動車用部品で､ｼﾞｮｲﾝﾄ内に潤滑油を密封して等速ｼﾞｮｲﾝﾄの働きを維持するとともに､外部から泥や石などの侵入を防ぎます｡同部品には軽量でｺﾝﾊﾟｸﾄ､かつ耐久性の高さが求められているなか､当社は､高機能材料開発技術と樹脂製等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂに関する独自の解析技術をあわせもち､これらの要求を高い次元で実現する高機能樹脂製等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂを供給しています｡　当社は､中期経営計画｢中計'１１｣において､ﾀﾞｲﾊﾞｰﾃｯｸ事業ｾｸﾞﾒﾝﾄのｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ展開強化を戦略に掲げています｡当社製品は需要家より技術優位性が評価されており､市場成長著しいﾀｲにおいて､日本､北米に次ぐ第三の拠点として新たな事業展開を図ることにより､同製品のｸﾞﾛｰﾊﾞﾙｻﾌﾟﾗｲﾔｰとしての地位確立をめざしてまいります｡　このため､当社は今回､TCTに新たな増資を行なうとともに､ｱﾏﾀﾅｺｰﾝ工業団地内に樹脂製等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂの製造拠点を設け､ﾀｲで自動車ﾒｰｶｰ､ﾄﾞﾗｲﾌﾞｼｬﾌﾄﾒｰｶｰへ製品の最適供給を図っていきます｡　当社保有の経営資源を柔軟かつ有効に活用し､成長市場に対する戦略的な事業拡大を図ることにより､ﾀﾞｲﾊﾞｰﾃｯｸ事業ｾｸﾞﾒﾝﾄのさらなる収益性向上をめざしていきます｡以　上（ご参考）【会社概要】　１．　会社名：TOYO　RUBBER　CHEMICAL　PRODUCTS（THAILAND）LIMITED．　　　　　　　　　※東洋ｺﾞﾑｸﾞﾙｰﾌﾟ１００％出資　２．　所在地：ﾀｲ王国　ｱﾕﾀﾔ県ﾜﾝﾉｲ市　３．　代表者：榎本秀樹　４．　事業内容：自動車用防振ｺﾞﾑ販売､OA機器部品の製造･販売､　　　　　　　　　　　高機能樹脂製等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂの製造･販売（※２０１４年４月より）【工場概要】　１．　所在地：ﾀｲ王国　ﾁｮﾝﾌﾞﾘｰ県　ｱﾏﾀﾅｺｰﾝ工業団地　２．　事業概要：高機能樹脂製等速ｼﾞｮｲﾝﾄﾌﾞｰﾂの製造（２０１４年４月操業開始）　３．　建屋面積：２，１００m2