ﾄﾅﾐﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／売上高は前年比３･１％減､経常利益は前年比２０２･４％増平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)（）｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾄﾅﾐﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／売上高は前年比３･１％減､経常利益は前年比２０２･４％増平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)（）

平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　経常利益　　四半期純利益
25年３月期第１四半期　28,343 △3.1 　565 315.0 　616 202.4　　 406 ―24年３月期第１四半期　29,235 2.4 　　　136 △4.6　 203 △20.8 　△296 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第１四半期連結累計期間(平成24年４月１日～平成24年６月30日､以下｢当第１四半期｣という｡)におけるわが国の経済は､東日本大震災(以下｢震災｣という｡)後の復興需要の本格化や個人消費や設備投資に緩やかな持ち直しの動きが見られたものの､欧州の債務危機を背景とした世界経済の減速や長引く円高･株価低迷などの不安材料もあり､依然として先行きは不透明な状況となっております｡物流業界におきましても､国内貨物輸送量が､生産等の回復や前年度における大幅減の反動などを受けて前年より改善傾向が予想されるものの､国際貨物輸送は円高の影響や震災後の生産拠点の海外ｼﾌﾄの進行により輸出の伸び悩みが懸念されております｡また､同業者間競争や運賃値下げの深厚など､依然として厳しい経営環境が続きました｡このような中で､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの当第１四半期の経営成績は､貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業の安定的収益確保､重点とする３ＰＬ（ｻｰﾄﾞﾊﾟｰﾃｨ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ）事業をはじめとする関連事業の拡大につとめる一方で､収益内容の見直しを促進いたしました結果､営業収益は28,343百万円と､前年同四半期に比べ891百万円(3.1%)の減収となりました｡また､利益面におきましては､運賃･料金の見直しや燃料費の上昇懸念など収益性ﾏｲﾅｽ要因もありましたが､本年４月からｽﾀｰﾄいたしました｢中期経営３ヶ年計画｣における｢収益構造改革｣を推進しました結果､営業利益は565百万円と前年同四半期に比べ429百万円(315.0%)の増益となりました｡経常利益は616百万円を計上し､前年同四半期に比べ412百万円(202.4%)の増益となりました｡四半期純利益は406百万円となり､前年同四半期に比べ702百万円の増益となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績を示すと､次のとおりであります｡なお､以下におけるｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は営業利益ﾍﾞｰｽの数値であります｡
①物流関連事業当第１四半期における物流関連事業は､貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業､３ＰＬ(ｻｰﾄﾞﾊﾟｰﾃｨ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ)事業における既存顧客の受諾業務の拡大および新規顧客の開拓等につとめましたが､不採算取引の見直しや､輸出関連の物流需要の低迷もあり､営業収益は26,345百万円と前年同四半期に比べ588百万円(2.2%)の減収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は､燃料費の上昇懸念もありましたが､重点とする３ＰＬ事業の収益性改善､主力の貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業の業務効率向上によるｺｽﾄ低減などにより､597百万円と前年同四半期に比べ576百万円の増益となりました｡
②情報処理事業情報処理事業における営業収益は512百万円となり､前年同四半期に比べ203百万円(28.4%)の減収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ損益は料金見直し要因などもあり､98百万円の損失で前年同四半期に比べ136百万円の減益となりました｡
③販売事業物品販売ならびに委託売買業､損害保険代理業等の販売事業における営業収益は1,287百万円となり､前年同四半期に比べ57百万円(4.3%)の減収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ損益は２百万円の損失を計上し､前年同四半期に比べ15百万円の減益となりました｡その他では､自動車修理業､ﾀﾞｲﾚｸﾄﾒｰﾙ業等で営業収益197百万円を計上し､前年同四半期に比べ42百万円(17.6%)の減収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は31百万円で､前年同四半期に比べ１百万円(5.1%)の減益となりました｡
（略）