東海汽船／１４００万円の経常損失を計上（平成24年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■東海汽船／１４００万円の経常損失を計上（平成24年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　経常利益　　四半期純利益
24年12月期第2四半期　5,117 9.2 　　　△77 ― 　△14 ― 　　△38 ―23年12月期第2四半期　4,688 △3.0 　△407 ― 　△357 ― 　△296 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第２四半期連結累計期間におけるわが国の経済は､東日本大震災からの復興需要や個人消費の持ち直しが内需を支え､景気は緩やかな回復傾向が見られましたが､長引く円高や原油高､欧州の債務危機を背景とした海外経済の下振れ懸念など､景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました｡このような状況の下､旅客部門は１月下旬より３月中旬にかけて開催された大島のﾋﾞｯｸﾞｲﾍﾞﾝﾄ｢椿まつり｣の集客活動に取り組むとともに､ｼﾞｪｯﾄﾌｫｲﾙのﾁｬｰﾀｰ営業および臨時航路の充実などの営業強化に注力しました｡貨物部門では各島工事関連品目の輸送動向を注視し､引き続き集荷に遺漏がないように努めました｡この結果､当第２四半期連結累計期間の業績は､売上高５１億１千７百万円（前年同期４６億８千８百万円）､営業損失７千７百万円（前年同期営業損失４億７百万円）､経常損失１千４百万円（前年同期経常損失３億５千７百万円）となりました｡これに税金費用などを計上した後の四半期純損失は３千８百万円（前年同期純損失２億９千６百万円）となりました｡なお､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､主力の海運関連事業の旅客部門で､乗船客が夏場の多客期に集中するため､利益が下半期に偏る傾向にあります｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡≪海運関連事業≫主力の海運関連事業の旅客部門は､大島の｢椿まつり｣をはじめとして各島で開催されたｲﾍﾞﾝﾄの集客に注力するとともに､ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ商品の販売強化を図りました｡また､前年同期の震災による落ち込みからの回復もあり､全航路での旅客数は２７万３千人（前年同期２５万２千人）となりました｡一方､貨物部門では､貨物取扱量が前年並となり､全島で１６万２千ﾄﾝ（前年同期１６万２千ﾄﾝ）となりました｡この結果､当事業の売上高は３８億１千２百万円（前年同期３５億９千３百万円）､費用面で船舶関係費用の減少があり､営業利益は２億３千２百万円（前年同期営業利益４千２百万円）となりました｡
≪商事料飲事業≫当事業の中心となる商事部門は､島嶼向けｾﾒﾝﾄおよび燃料油の販売が好調に推移し､売上高は７億１千９百万円（前年同期６億８千９百万円）となりました｡一方､原油価格の上昇による輸送ｺｽﾄの増加があり､営業利益は２千６百万円（前年同期営業利益２千６百万円）となりました｡
≪ﾚｽﾄﾗﾝ事業≫東京湾周遊のﾚｽﾄﾗﾝｼｯﾌﾟ事業は､前年同期の震災による落ち込みから回復し､また東京ｹﾞｰﾄﾌﾞﾘｯｼﾞの開通による新名所効果も奏功し､全ｸﾙｰｽﾞでの利用客数は４万５千人（前年同期３万５千人）､売上高は３億９千９百万円（前年同期２億５千４百万円）､営業損失は６千７百万円（前年同期営業損失１億５千４百万円）となりました｡≪ﾎﾃﾙ事業≫大島温泉ﾎﾃﾙ事業は､新たに地の食材を使用した廉価商品を造成し集客に努めた結果､宿泊客･温泉利用客ともに好調に推移し､売上高は１億４千２百万円（前年同期１億８百万円）､営業利益は８百万円（前年同期営業損失０百万円）となりました｡
≪旅客自動車運送事業≫当事業の中心となる大島島内におけるﾊﾞｽ部門は､震災後の観光客の落ち込みから回復しております｡また､定期路線ﾊﾞｽは大島町からの継続的な支援を受けております｡売上高は１億４千１百万円（前年同期１億２千７百万円）､営業利益は１千２百万円（前年同期営業利益４百万円）となりました｡
≪その他の事業≫ｼﾞｪｯﾄﾌｫｲﾙ３隻の整備を中心とした船舶修理事業です｡売上高は８千１百万円（前年同期７千８百万円）､また､整備体制の効率化による費用減もあり､営業利益は５百万円（前年同期営業損失７百万円）となりました｡
（略）