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■全日本空輸/46億8300万円の経常黒字を計上(平成25年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))
平成25年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円
                売上高     営業利益   経常利益   四半期純利益
25年3月期第1四半期  343,194 12.5   11,080 −   4,683 −    668 −24年3月期第1四半期  305,080 △0.6  △8,102 −  △14,456 −  △8,470 −
(略)
(1)連結経営成績に関する定性的情報
当第1四半期連結累計期間(平成24年4月1日〜平成24年6月30日(以下、「当第1四半期」という。))のわが国経済は、昨年発生した東日本大震災(以下、「震災」という。)からの復興需要等を背景として景気は緩やかに回復しつつあるものの、先行きについては欧州政府債務危機を巡る不確実性が依然として高いなかで、世界景気に減速感が広がっていることに加え、電力供給の制約、デフレの影響等、わが国の景気が下押しされるリスクが存在しています。航空業界におきましては、日本をベースとしたLCCが本格的に事業を開始し、競争環境にも変化が生じはじめています。
以下、当第1四半期におけるセグメント別の概況をお知らせいたします。セグメント別の概況◎航空運送事業営業収入3,064億円(前年同期比11.7%増) 営業利益89億円(前年同期 営業損失92億円)
(略)
<国内線旅客>
国内線旅客は、昨年震災の影響を大きく受けた旅行需要が堅調に推移しており、旅客数は前年同期を上回りました。
路線ネットワークでは、成田=新潟線、伊丹=福島線を新規開設した他、福岡=宮崎・仙台線を再開し、羽田=函館・小松線、伊丹=福岡線等を増便した一方で、羽田=沖縄線、成田=中部線等を減便する等、需給適合を図りました。また、ボーイング787型機を、既存路線に加え新たに競合路線である羽田=福岡・鹿児島・熊本線に投入し、競争力強化に努めました。営業面では、お客様ニーズや競争環境の変化に対応し、プロモーション型運賃をリニューアルしました。55日前まで購入可能でよりお求めやすい価格の新運賃「旅割55」を設定した他、購入期限をイメージしやすくするために「旅割」、「スーパー旅割」の名称を「旅割28」、「旅割45」に改称し、利便性の向上を図りました。サービス面では、新プレミアムクラスシートの導入を開始(平成24年6月末現在で2機)した他、熊本空港や関西空港におけるANAラウンジの改修等により、競争力の向上に向けた施策を展開いたしました。
<国際線旅客>
国際線旅客は、昨年震災の影響を大きく受けた訪日需要をはじめ旅行需要は着実に回復しており、ゴールデンウイーク期間を中心として堅調に推移し、旅客数は前年同期を上回りました。路線ネットワークでは、1月からの成田=杭州線のデイリー運航を継続するとともに、サマーダイヤからは関西=杭州・青島線もデイリー運航化し、加えて関西=北京線の機材を大型化する等、中国路線ネットワークの充実を図りました。また、羽田=フランクフルト線には、4月13日より全便にボーイング787型機を投入し、利用率は堅調に推移しています。営業面では、各種割引運賃設定によるプレジャー需要喚起に加え、4月1日より日欧Joint Ventureが本格的にスタートし、当社・ルフトハンザドイツ航空の対象路線について、お客様が2社の運航便の中から自由に搭乗便をお選びいただける共同運賃を設定すること等により、競争力・利便性の向上に努めました。
<貨物>
国内線貨物は、生鮮品等の沖縄発着貨物や全国的な通販市場の広がりによる宅配貨物等が堅調に推移しましたが、震災直後の需要増の反動があることに加え、天候不順による野菜不作、さらには台風の影響等もあり、輸送重量・収入ともに前年同期を下回りました。国際線貨物についても、震災直後の需要増の反動があることに加え、欧州政府債務危機等の影響により、欧州向け貨物輸送を中心とした航空貨物輸送需要の大幅な減少が見込まれました。そのため、当社のネットワークを活かした欧米発アジア・中国向け、またアジア・中国発欧米向け、さらには沖縄貨物ハブを中心としたアジア域内貨物等の三国間輸送を積極的に取り込んだ結果、輸送重量は前年同期を上回りましたが、収入については前年同期を下回りました。
<その他>航空運送事業におけるその他は、受託ハンドリング収入等で増収となり、当第1四半期の収入は430億円(前年同期372億円、前年同期比15.6%増)となりました。
◎旅行事業営業収入347億円(前年同期比31.3%増) 営業利益8億円(同1,710.4%増)国内旅行は、今春開業の東京スカイツリーをはじめとした東京観光型商品や東京ディズニーリゾート関連商品等、昨年震災の影響を受けた各地から関東方面への需要が順調に推移したことに加えて、販売開始時期を前倒ししゴールデンウイーク期間の需要を早期に取り込んだ結果、当第1四半期の売上高は前年同期を上回りました。海外旅行は、スターアライアンス加盟航空会社利用商品の設定や、主力のパッケージツアーである「ANAハローツアー」および海外ダイナミックパッケージ「WEBフリープラン(平成24年7月より「旅作」へ名称変更)」の商品・販売を強化したこと等により、各方面ともに取扱高が拡大し、当第1四半期の売上高は前年同期を上回りました。
◎その他営業収入361億円(前年同期比8.1%増) 営業利益11億円(同19.6%増)その他は、商事・物販における収入が増加したこと等により、当第1四半期の収入は前年同期を上回りました。
(略)
 
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