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■郵船ロジスティクス/経常利益は前年比4%増(平成25年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))
平成25年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円
               売上高    営業利益   経常利益   四半期純利益
25年3月期第1四半期 77,658 1.5   447 △42.4  1,107 4.0    1,267 166.724年3月期第1四半期 76,521 83.2  777 △53.6  1,064 △44.6  475 △59.2
(略)
(1)連結経営成績に関する定性的情報@ 当第1四半期の概況当第1四半期の世界経済は、米国の雇用改善の停滞や欧州の債務問題の長期化から景気回復の足取りは重く、経済成長の鈍化はアジア圏にも波及しました。日本経済は、復興需要や内需拡大政策により緩やかな回復基調にありますが、世界経済の低迷により先行きは不透明な状況にあります。国際物流市場は、アジア発を中心に需要が減少し、荷動きは総じて低調に推移しました。このような環境の下、当社グループは世界経済の停滞を受けて貨物取扱量は計画値には達しなかったものの、中期経営計画「GO FORWARD, Yusen Logistics」に掲げる貨物取扱拡大に精力的に取組み、前年同四半期を上回る貨物取扱量となりました。
A セグメントの業績1.日本航空フォワーディングにおける輸出貨物は、アジア向けに電子・電気機器関連品の取扱いがありましたが、欧米向けの需要が減少したことにより、当第1四半期の取扱重量は前年同四半期比5.4%減となりました。輸入貨物は、季節商材の生鮮品が貢献したこともありますが、前期は東日本大震災で荷動きが低迷したこともあり、当第1四半期の取扱件数は前年同四半期比4.0%増になりました。海上フォワーディングは、自動車関連部品や電子・電気機器関連品の取扱いもあり、当第1四半期の輸出取扱TEUは前年同四半期比24.4%増となりました。これらの結果、国内連結子会社を含めた営業収益は20,142百万円(前年同四半期比5.1%減)、セグメント利益(営業利益)は193百万円(前年同四半期はセグメント損失71百万円)となりました。
2.米州航空フォワーディングにおける輸出貨物は、医療機器関連品等の取扱いがありましたが、全体としては低調な水準で推移し、当第1四半期の取扱重量は前年同四半期比0.8%増に留まりました。輸入貨物は、自動車関連部品や航空機関連品等の荷動きがあり、当第1四半期の取扱件数は前年同四半期比8.2%増となりました。海上フォワーディングは、自動車関連部品の取扱いを中心に当第1四半期の輸出取扱TEUは前年同四半期比13.0%増となりました。ロジスティクスは、前年同四半期に比べコスト削減を行い収益性は改善しておりますが、個人消費の停滞の影響が継続しており厳しい事業環境になっております。これらの結果、営業収益は17,214百万円(前年同四半期比10.5%減)、セグメント損失(営業損失)は77百万円(前年同四半期はセグメント損失155百万円)となりました。なお、1ドルあたりの円換算レートは、当第1四半期が80.77円、前年同四半期が82.04円であります。
3.欧州航空フォワーディングにおける輸出貨物は、自動車関連部品や医療機器関連品等の取扱いが安定的に推移し、当第1四半期の取扱重量は前年同四半期比33.6%増となる一方で、輸入貨物は、欧州経済の低迷が影響し、当第1四半期の取扱件数は前年同四半期比14.4%減となりました。海上フォワーディングは、積極的な営業展開をすると共に消費財関連や自動車関連部品の需要を受け、当第1四半期の輸出取扱TEUは前年同四半期比28.2%増となりました。ロジスティクスは、欧州経済の低迷の影響で個人消費が停滞し消費財等の需要が減少したことにより、南欧に所在する法人を中心に苦戦しました。これらの結果、営業収益は18,170百万円(前年同四半期比6.6%減)、セグメント利益(営業利益)は55百万円(同85.1%減)となりました。なお、1ユーロあたりの円換算レートは、当第1四半期が104.89円、前年同四半期が118.54円であります。
4.東アジア航空フォワーディングにおける輸出貨物は、電子・電気機器関連品の取扱いを中心に、前年同四半期比6.0%増となりましたが、マーケット全体としての荷動きは低水準となっています。輸入貨物は、総じて低調な取扱いとなり、当第1四半期の取扱件数は前年同四半期比1.3%減となりました。海上フォワーディングは、航空貨物同様に電子・電気機器関連品の荷動きがあったことに加え、営業展開を推進することで当第1四半期の輸出取扱TEUは前年同四半期比19.6%増となりました。貨物取扱いの増加に比例し営業収益は上昇しましたが、マーケットの環境を反映して収益性は厳しいものとなりました。欧米経済の低迷の影響を大きく受け、航空・海上フォワーディング共に荷動きは期待した水準には届かず低調に推移しました。ロジスティクスは、販売拡大を目指し新規顧客獲得がみられたものの期待していた水準には達しなかったことに加え、業務効率化を目的とした倉庫集約により一時的な費用が発生しました。これらの結果、営業収益は10,644百万円(前年同四半期比16.2%増)、セグメント損失(営業損失)は258百万円(前年同四半期はセグメント利益541百万円)となりました。
5.南アジア・オセアニア航空フォワーディングにおける輸出貨物は、自動車関連部品等の取扱いを中心に、当第1四半期の取扱重量は前年同四半期比9.8%増となりました。輸入貨物は、電子・電気機器関連品等の荷動きがあり、当第1四半期の取扱件数は前年同四半期比4.2%増となりました。海上フォワーディングは、事業統合に加え、東日本大震災による荷動き低迷の反動もあり、当第1四半期の輸出取扱TEUは前年同四半期比67.9%増となりました。ロジスティクスは、取扱いは全体として緩やかでしたが、自動車関連部品を中心に徐々に復調がみられました。これらの結果、営業収益は12,584百万円(前年同四半期比54.3%増)、セグメント利益(営業利益)は634百万円(同346.2%増)となりました。
(略)
 
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