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| ■東洋埠頭/売上高は前年比0・1%減、経常利益は前年比2・1%増(平成25年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) |
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平成25年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益 25年3月期第1四半期 9,003 △0.1 511 3.8 537 2.1 238 △26.924年3月期第1四半期 9,008 7.8 492 0.8 526 △0.6 326 195.4 (略) (1)連結経営成績に関する定性的情報当第1四半期連結累計期間における日本経済は、震災からの復興需要等で生産活動が持ち直していることや個人消費が堅調なことなどで、緩やかに回復しつつあります。しかしながら、欧州の金融不安を中心とした海外経済の下振れ懸念、原油高や円高の長期化、電力不足など、日本経済に影響を及ぼすリスクの存在が、景気の先行きを不透明な状況にしております。当埠頭・倉庫業界においても、震災の影響が大きい前年同期と比較しますと、入庫数量や保管残高数量は回復してまいりましたが、長引く円高などが今後、荷主企業へ与える影響は想定が難しく、厳しい状況が続くと思われます。当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、大阪の青果部門や志布志地区の取扱い量が減少するなど、厳しい環境の中、営業収入はわずかに減少しましたが、積極的な営業活動と費用の削減に努め、グループ全体では、営業利益、経常利益とも前年同期実績を上回りました。しかしながら、投資有価証券評価損を計上した影響で、四半期純利益では、前年同期対比で減益となりました。当期の営業収入は90億3百万円(前年同期比4百万円、0.1%の減収)、営業利益は5億1千1百万円(前年同期比1千8百万円、3.8%の増益)、経常利益は5億3千7百万円(前年同期比1千万円、2.1%の増益)となりました。四半期純利益は、特別損失が1億5千3百万円増加したことなどから、2億3千8百万円(前年同期比8千7百万円、26.9%の減益)となりました。 セグメントの概況は次のとおりであります。○ 国内総合物流事業≪倉 庫 業≫倉庫業における入出庫数量は、94万トン(前年同期93万トン)、平均保管残高は、29万トン(前年同期22万トン)でありました。一般貨物では、米や豆類など取扱いが減少したものもありましたが、合成樹脂や紙製品などが大きく増加し、全体でも前年同期より増加しました。輸入青果物は、キーウィや野菜などがやや減少しましたが、主力のバナナやパインなどは概ね堅調に推移し、前年並みの取扱数量を確保しました。冷蔵倉庫貨物は、冷凍水産物が増加し、前年同期を上回る取扱いとなりました。倉庫業の営業収入は、28億3千9百万円となり、前年同期比1.4%の減収となりました。 ≪港湾運送業≫本船揚げによる、ばら積み貨物の埠頭取扱量は、114万トン(前年同期133万トン)でありました。 穀物類は、鹿島地区の取扱いは回復してまいりましたが、川崎・志布志両地区で減少したため、全体では前年同期を下回る取扱いとなりました。石炭類は、川崎地区での取扱いは、ほぼ前年同期並みでしたが、豊洲地区での取扱いが大きく減少したため前年同期を下回りました。その他のばら積み貨物も、全般的に取扱いが減少しました。ばら積み貨物以外の本船揚げ貨物は、輸入青果物は堅調でしたが、紙製品は取扱いが減少しました。コンテナ取扱数量は、震災により停止していた常陸那珂地区のヤード機能が、本年5月に復旧し、東扇島、志布志両地区と併せ全ての地区で前年同期を上回る取扱いとなりました。港湾運送業の営業収入は、19億3百万円となり、前年同期比10.4%の減収となりました。 ≪自動車運送業≫自動車運送業務は、震災復旧に関連する輸送が減少し、営業収入は、15億3千7百万円となり、前年同期比2.9%の減収となりました。 ≪その他の業務≫その他の業務では、物流関連施設の賃貸業務、工場構内作業やその他の海上運送・通関など、ほぼ前年同期並みの取扱いとなりました。その他の業務の営業収入は、19億3千5百万円となり、前年同期比0.2%の減収となりました。以上の結果、国内総合物流事業全体の営業収入は、82億1千5百万円となり、前年同期比3.6%の減収、営業利益は4億9千1百万円となり、前年同期比1.4%の減益となりました。 ○ 国際物流事業当セグメントは、連結子会社である株式会社東洋トランスとロシアの現地法人であるOOO 東洋トランス、OOO TB 東洋トランスの3社で構成されています。ロシア経済は引き続き堅調に推移しておりますが、欧州の経済危機に起因して航空貨物などに減少傾向が見られ、今後は厳しさが増していくと思われます。そのような中、株式会社東洋トランスの実績は前年同期を上回りました。また、ロシア現地法人についても通関やそれに附帯する運送の実績が大きく伸びたことから、同様に前年同期実績を上回りました。国際物流事業における営業収入は、8億2百万円となり、前年同期比62.0%の増収、営業利益は1千7百万円となりました(前年同期は8百万円の営業損失)。 (略) |
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