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■三井造船/110,000重量トン型ばら積み貨物運搬船を引き渡し

2012年06月21日110,000重量トン型ばら積み貨物運搬船 "Mitsui 110BC" -「ノルド カシオパヤ」引き渡し-

三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、千葉事業所にて建造中でありましたリベリア国、クリオ マリン社 (CLIO MARINE INC.)向け110,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ノルド カシオパヤ」(NORD CASSIOPEIA、当社第1819番船)をこのほど完成し、本日同事業所にて引き渡しました。 本船は、将来のパナマ運河拡張を視野に入れ、鉄鉱石、石炭、穀物類の効率的な海上輸送を目指し開発した船型であり、環境性能・オペレーションの自由度・構造安全性の向上を図ったオーバーパナマックス型バルクキャリアの3番船となります。 (*)オーバーパナマックス型現在のパナマ運河を通航できる最大船幅(32.3m)をこえる船型。

主要目





全長
240.00m

長さ(垂線間)
233.00m

幅(型)
43.00m

深さ(型)
20.70m

総トン数
60,997

載貨重量トン数
110,925メトリックトン

主機関
三井-MAN B&W ディーゼル機関 6S60MC-C 1基

連続最大出力
13,560kW×105回転/分

航海速力
14.5ノット

最大搭載人数
25人

船級
NK

船籍
パナマ
引渡日:2012年6月21日

特長



パナマ運河拡張を視野に入れ船幅をオーバーパナマックス幅とし、更に汎用性を重視し主要な石炭揚荷港の制限を考慮した船型としつつ、載貨重量の最大化を図っている。
主要想定貨物を鉄鉱石、石炭に加え穀物類とし、十分な船体強度と貨物倉容積を有し、貨物に合わせた効率的な配船が可能となっている。
最新の船首形状及び船尾形状の採用、高効率プロペラ、省エネ装置装備により、省エネルギー化を図っている。
国際船級協会連合(IACS)のばら積貨物船のための共通構造規則(CSR-B)に沿って設計され、オペレーションの自由度の確保と構造安全性の向上を両立している。
船首楼の設置および船首部予備浮力に関する新規則への対応により、安全性の向上を図っている。
貨物倉とバラストタンク内は、SOLAS条約に基づき設置している固定点検設備と可搬式梯子を組合せることで、安全で効率的な点検を可能としている。
ブラジルの鉄鉱石積出港に対応した係船設備を採用している。
MARPOL条約の燃料油タンク保護規則に対応し、また汚水溜タンクを設置するなど、環境保護に配慮している。
主機関には、コンパクト・高出力でIMO排ガス環境基準を満たした三井−MAN B&W6S60MC-C型を搭載している。
 
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