ﾊﾏｷｮｳﾚｯｸｽ／経常利益は前年比8･4％増（平成24年3月期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾊﾏｷｮｳﾚｯｸｽ／経常利益は前年比8･4％増（平成24年3月期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　　当期純利益24年3月期　89,935 5.1 　6,528 12.6 　6,552 8.4 　　3,423 20.723年3月期　85,565 9.3　 5,796 17.0　 6,045 20.4　 2,836 18.3
（略）
（１）経営成績に関する分析
① 当期の経営成績当連結会計年度におけるわが国経済は､東日本大震災の影響による停滞から回復基調にあった一方､世界経済の減速や原油価格高騰の影響を受け､不安定な状況で推移いたしました｡当業界におきましては､東日本大震災からの回復に伴い物量は回復基調にあったものの､原油価格の上昇など予断を許さない状況が続いております｡こうした中､当企業ｸﾞﾙｰﾌﾟの当連結会計年度は､営業収益899億35百万円（前年同期比5.1％増）､営業利益65億28百万円（同12.6％増）､経常利益65億52百万円（同8.4％増）､当期純利益34億23百万円（同20.7％増）となりました｡
各ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の営業状況は､次のとおりであります｡（物流ｾﾝﾀｰ事業）当連結会計年度の営業収益は､425億33百万円(前年同期比6.6％増)､営業利益は52億８百万円(同12.6％増)となりました｡営業収益増加の主な要因は､物流ｾﾝﾀｰ運営の充実と前連結会計年度に新規稼働したｾﾝﾀｰが順次業績に寄与したことによるものであります｡新規受託の概況につきましては､11社の物流を新たに受託しております｡稼働状況につきましては､前期受託した５社を含めた16社のうち14社稼働しております｡残りの２社につきましては､平成24年５月以降の稼働を目指し準備を進めてまいります｡物流ｾﾝﾀｰの総数は､新規受託による増加と既存ｾﾝﾀｰの減少により､70ｾﾝﾀｰとなりました｡引続き全員参加､ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ､日々決算（収支日計）を徹底して行い､収支改善に向け取組んでまいります｡
（貨物自動車運送事業）当連結会計年度の営業収益は､474億１百万円(前年同期比3.8％増)､営業利益は13億15百万円(同12.8％増)となりました｡営業収益におきましては､平成22年10月に取得した連結子会社の増加と､近物ﾚｯｸｽ㈱の営業収益が増加したことによるものであります｡近物ﾚｯｸｽ㈱の状況におきましては､軽油単価の上昇が損益を圧迫しております｡同社において､全幹線車輌にﾃﾞｼﾞﾀﾙﾀｺｸﾞﾗﾌを装着し軽油使用量抑制を進めましたが､軽油単価上昇により､燃料費用は前年同期比１億39百万円増加いたしました｡しかし､営業収益の増加と日々決算（日計収支）を活用した管理の強化により､同社の営業利益は前年同期比１億30百万円増加しております｡なお､当社との取引におきましては､取引額の目標である｢毎月1億円以上｣を達成しております｡今後の近物ﾚｯｸｽ㈱におきましては､営業収益の確保のため､既存顧客への営業強化と報奨金制度を活用してまいります｡ｺｽﾄ面におきましては､日々管理の強化による労務費圧縮と､運行の見直しにより外注費の圧縮に努めてまいります｡② 次期の見通し今後の見通しにつきましては､電気･ｶﾞｽ料金の値上げや原油価格の高騰､雇用状況の悪化懸念など､依然として先行きは不透明な状況で推移すると考えられます｡このような環境の中､顧客の物流費削減のﾆｰｽﾞに応えるﾁｬﾝｽとして､当社の主力である物流ｾﾝﾀｰ事業（３ＰＬ事業）を中心にｺｽﾄ削減を提案し､新規受託に向け積極的な営業を進めてまいります｡また､既存の物流ｾﾝﾀｰにおきましても､更なる業務の効率化を推進してまいります｡平成25年３月期の業績見通しといたしましては､連結営業収益910億円(前年同期比1.2％増)､連結営業利益69億円（同5.7％）､連結経常利益69億円(同5.3％)､連結当期純利益35億円(同2.2％)を見込んでおります｡次期見通しにおける軽油単価につきましては､最近の情勢をもとに計算しております｡なお､軽油単価の変動による影響につきましては､１ﾘｯﾄﾙ当たりの単価１円の変動により､年間約36百万円の影響となります｡また借入金利の変動による影響につきましては､金利0.1％の変動により年間20百万円の影響となります｡
（略）