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■住友商事/豪州穀物事業を統合
住友商事、豪州穀物事業を統合

 〜穀物ビジネスのさらなる拡大に向けての集荷事業およびインフラ基盤のシナジー強化〜
 
住友商事株式会社(取締役社長:加藤 進、本社:東京都中央区、以下住友商事)は、当社50パーセント出資の穀物集荷および販売会社Emerald Group Australia Pty Ltd(会長:Alan Winney、本社:メルボルン、以下Emerald社)と、100パーセント子会社である港湾ターミナルおよび穀物サイロ運営会社、Australian Bulk Alliance Pty Ltd(本社:メルボルン、以下ABA社)の経営統合を行うこととしました。
アジアでは昨今の人口増加に加え、経済発展で食の欧米化が進んでいることから、食用目的の穀物(麺、パン、菓子類で使用する小麦など)だけでなく、製油目的の油脂原料(大豆、菜種など)、畜産向け飼料原料(コーン、大麦など)の需要が急増しています。これに応えるべく、住友商事は2005年1月にABA社に50パーセント出資し、日系企業としては唯一の豪州穀物インフラ基盤を獲得した事に続き、2010年3月にはEmerald社に50パーセント出資することで内陸集荷事業にも進出しました。また、2010年4月にはABA社を100パーセント子会社化し、豪州産穀物の内陸集荷から輸出までの川上バリューチェーンの下で、安定供給体制の強化と主にアジア向けの輸出拡大を行ってきました。
 
今回の経営統合により、両社の持つ集荷事業およびインフラ基盤のシナジーを強化し、バリューチェーンの一層効率的な運営および更なる規模拡大を図り、「集荷量10百万トン、全豪シェア30パーセント」の豪州最大級の穀物業者を目指していく方針です。また、豪州川上基盤の拡大をてこに、アジア向けや中東向けの輸出拡大、およびアジア各地での川下分野への事業展開を加速させ、拡大していきます。
 
【Emerald社概要】設立年           :2004年事業内容          :小麦、大麦、菜種等穀物の買付け、集荷・販売事業展開エリア :全豪各地集荷・販売量  :約450万トン
 
【ABA社概要】設立年      :1999年事業内容    :運営する穀物サイロ(13拠点)および輸出ターミナルを用いた穀物の保管・輸出事業展開エリア:主にビクトリア(VIC)州およびニューサウスウェールズ(NSW)州南部
                       サウスオーストラリア(SA)州南東部保管能力    :約140万トン年間輸出能力 :約200万トン
 
 
日本では高級うどん、中華麺原料等として高い評価を得る豪州産小麦
 
 
 Emerald社は豪州全域で穀物集荷を展開



 
ABA社の輸出ターミナル





 
立地優位性を生かし、アジアを中心に豪州産穀物を輸出
 
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