ｴｽﾗｲﾝ／8600万円の四半期純損失を計上（平成24年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｴｽﾗｲﾝ／8600万円の四半期純損失を計上（平成24年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益24年3月期第2四半期　20,205 0.4 　1 △98.5 　　　78 △59.5 　△86 ―23年3月期第2四半期　20,121 7.4 　122 △57.8 　194 △45.5 　△316 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は､本年３月に発生した東日本大震災の影響が次第に解消され､個人消費や企業の生産活動の復旧など一部で持ち直しが見られたものの､欧州の財政不安や歴史的な円高が長期化するなど､先行き不透明な状況で推移いたしました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主要な事業であります物流関連業界におきましては､この様な経済環境のもと､企業の生産活動の復旧に伴い貨物量は徐々に回復傾向にあるものの､貨物獲得競争による輸送単価の下落や､お客様からの物流経費の見直し要請､更には軽油価格の高止まりなど､引き続き厳しい経営環境が続いております｡このような状況のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､お客様が求められる物流ﾆｰｽﾞに的確にお応えするために､ｸﾞﾙｰﾌﾟ各社の得意とする業務分野で機動力を発揮するとともに､担当分野で培った物流ﾉｳﾊｳや施設を当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ全体で共有して､より質の高い物流ｻｰﾋﾞｽを提供するために､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの総合力を結集して取り組んでまいりました｡この結果､当第２四半期連結累計期間の業績は､営業収益202億５百万円（前年同期比0.4％増）､営業利益１百万円（前年同期比98.5％減）､経常利益78百万円（前年同期比59.5％減）､四半期純損失86百万円（前年同期は３億16百万円の四半期純損失）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡［物流関連事業］物流関連事業の主な事業収益は､貨物自動車運送事業､倉庫業､自動車整備事業､情報処理ｻｰﾋﾞｽ業､損害保険代理業などであります｡貨物自動車運送事業のうち､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主力であります特別積合せ部門では､貨物輸送量減少による配送効率の低下､傭車費の増加､輸送単価の下落､また､お客様からの物流経費の削減要請などもあり､非常に厳しい状態が続いております｡このような状況のなか､家電配送業務では､地ﾃﾞｼﾞ化移行への駆け込み需要への対応に加えて､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの得意とする物流加工業務と家電･家具の個人宅への配達及び設置作業のﾉｳﾊｳを活かして､東北地方を中心に東日本大震災で被災された方々への支援物資輸送や､仮設住宅へお届けする生活用品の梱包と配送業務に協力するなど､お客様の要請に的確にお応えする物流ｻｰﾋﾞｽの提供に力を注いでまいりました｡この結果､物流関連事業の営業収益は198億72百万円（前年同期比0.3％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は２億42百万円（前年同期比43.4％減）となりました｡
［不動産関連事業］不動産関連事業につきましては､ｴｽﾗｲﾝｸﾞﾙｰﾌﾟ各社にて保有している遊休資産の有効活用を図るために､外部への賃貸事業を営んでまいりました｡この結果､不動産関連事業の営業収益は１億94百万円（前年同期比14.5％増）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は92百万円（前年同期比69.1％増）となりました｡
［その他事業］主に､旅客自動車運送事業を営んでおります｡岐阜地区の高校や大学の通学ﾊﾞｽを中心とした定期運行に加えて､冠婚葬祭時の送迎や学校の長期休暇時のｻｰｸﾙ活動､さらには地域ｸﾞﾙｰﾌﾟの行楽などの要請に応え､安全と安心を第一に､引き続き地域に密着した運行を行ってまいります｡この結果､その他の営業収益は１億38百万円（前年同期比4.5％減）､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は24百万円（前年同期比2.1％減）となりました｡
（略）