日本石油輸送／経常利益は前年比66･6％減（平成24年3月期第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本石油輸送／経常利益は前年比66･6％減（平成24年3月期第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)）

平成24年3月期第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益24年3月期第２四半期　14,969 3.4 　25 △92.0 　138 △66.6 　97 △29.123年3月期第２四半期　14,471 4.8 　321 ― 　　　　414 988.5 　137 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は､東日本大震災からの復旧･復興活動が進み､緩やかな回復基調にあるものの､急激な円高や海外経済の減速懸念など､景気の先行きに対する不透明感が一段と強まりました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟを取り巻く物流業界におきましては､震災により大きく落ち込んだ国内貨物輸送数量に回復の動きもみられますが､依然として厳しい状況が続いております｡このような状況のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､顧客から信頼され選択される物流ﾊﾟｰﾄﾅｰとして安全で高品質な輸送の提供に努めるとともに､震災後の被災地における燃料供給の安定化に向けた輸送にも､ｸﾞﾙｰﾌﾟを挙げて全力で取り組んでまいりました｡また､ｸﾞﾙｰﾌﾟの総合力を発揮する体制を構築すべく､本年7月に営業部門の組織改革､連結子会社の合併等を実施し､さらなる営業力の強化および経営の効率化を推進してまいりました｡この結果､当第２四半期連結累計期間におきましては､震災の影響を受け全般的な輸送需要が落ち込むなか､震災に対応した振替輸送の実施等もあり､売上高は14,969百万円（前年同期比3.4％増）となりました｡しかしながら､燃料費の高騰等による営業費の増加もあり､営業利益は25百万円（同92.0％減）､経常利益は138百万円（同66.6％減）､四半期純利益は97百万円（同29.1％減）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の概況は､次のとおりであります｡石油輸送事業石油輸送事業につきましては､自動車輸送における輸送数量が､震災後の消費低迷等による石油製品需要の落ち込みにより､減少いたしましたが､鉄道輸送における輸送数量は､震災に対応した振替輸送の実施による増送分もあり､増加いたしました｡この結果､当事業における売上高は8,241百万円（前年同期比8.7％増）となりました｡
高圧ｶﾞｽ輸送事業高圧ｶﾞｽ輸送事業につきましては､産業用の輸送において､期後半に入り徐々に回復傾向にあるものの､震災による納入先工場の稼動停止や節電対応等の影響に伴い需要の減少が続いたため､輸送数量は減少いたしました｡この結果､当事業における売上高は3,466百万円（前年同期比0.3％減）となりました｡
化成品･ｺﾝﾃﾅ輸送事業化成品輸送事業におきましては､震災により被災した石油化学会社･製紙会社等において､稼動が再開し震災前の状況に戻りつつあるものの､本格的な回復には至っておらず､輸送数量は減少いたしました｡ｺﾝﾃﾅ輸送事業におきましては､期後半に入り夏野菜の輸送が堅調となったものの､震災や集中豪雨･台風等の影響により､貨物列車の運休が多数発生していることや､震災により製造業各社の生産活動が落ち込んだ影響を受け､輸送需要は低迷いたしました｡この結果､当事業における売上高は3,261百万円（前年同期比4.5％減）となりました｡(注) 当連結会計年度からｾｸﾞﾒﾝﾄ区分を変更したため､前年同期との比較にあたっては､前年同期を変更後の区分に組み替えて行っております｡
（略）