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■清水建設/インドネシア国営パームオイル工場のボイラー発電プロジェクトのFSを開始
インドネシア国営パームオイル工場のボイラー発電プロジェクトのFSを開始〜パームの空果房を活用した発電・売電事業の実現可能性を検討〜 清水建設(株)<社長 宮本洋一>はこのほど、インドネシアの国営パームオイル工場において廃棄されている大量の空果房をバイオマスボイラー発電の燃料に用いる発電・売電事業について、その実現可能性を検討する調査に着手しました。この調査は、当社の提案により独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「地球温暖化対策技術普及等推進事業」に採択されたもので、CO2削減プロジェクトの一つです。 インドネシアに点在する72か所のパームオイル工場では、オイル抽出過程において、パームの空果房や繊維、殻が大量に発生します。このうち空果房は水とカリウムを多量に含み従来のボイラー燃料としては不向きであることから、廃棄処理されているのが現状です。そこで当社は、最新鋭のバイオマスボイラーを導入し、空果房を発電の燃料に用いれば、化石燃料の代替効果によるCO2削減を見込めるものと考え、NEDOの事業提案に応募したものです。 バイオマスボイラー発電の事業化に当たっては、パームオイル工場がインドネシア国内に広く点在していることから、複数の工場から空果房のみを集荷し、バイオマスボイラーで発電するタイプと、工場ごとにバイオマスボイラーを設置し、空果房、繊維及び殻を混焼して発電するタイプ、という2つの事業化方法を想定しています。このため、各パームオイル工場の位置と周辺の道路状況、廃棄物量、既存ボイラーの規模・更新時期、送電網への接続距離などを調査します。それを踏まえて、工場群全体としての経済合理性と地域特性等の観点から、2つの事業化方法の組み合わせや、新たに設置するバイオマスボイラー設備の規模、実施時期などの最適化を図ります。調査期間は来年3月までの予定です。 全工場で発電・売電事業を実施した場合、ボイラー発電の可能総量180MW、排出権総量115万t−CO2e/年(14年間で1,600万t−CO2e超)が得られるものと推定しています。 当社は、本件プロジェクトをはじめとした、海外でのCO2削減プロジェクトを創出し、地球温暖化防止と関係する国々の持続的発展に貢献するとともに、プロジェクトで得られる排出権の確保・活用を進めていく考えです。以 上
 
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