遠州ﾄﾗｯｸ／増収減益に（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■遠州ﾄﾗｯｸ／増収減益に（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　　　四半期純利益24年3月期第1四半期　5,612 4.9 　　185 △30.2 　162 △30.1 　74 △32.523年3月期第1四半期　5,348 26.6 　266 77.7 　　　232 87.6 　　110 54.8
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は､東日本大震災によるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝの寸断などにより､自動車産業を中心に企業の生産活動が停滞し､個人消費も十分な持ち直しが見られないまま推移いたしました｡また､夏場に向けた電力供給の不安定化､原油価格の再上昇､円高の進行など､不透明感を増す状況ともなっております｡当物流業界においては､震災の復旧･復興活動などに伴い､貨物の取り扱いに若干回復の兆しが窺えるものの､在庫圧縮の進展､運賃水準の低迷､燃料価格の上昇など､事業環境は依然厳しい状況が続いております｡このような中､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにおいては､工業系貨物や消費関連貨物が総じて伸び悩む中､飲料の取り扱いが大幅に増加し､また､前期に稼働した関東､中京地区等におけるｾﾝﾀｰ業務や輸送業務が寄与しました｡この結果､当第１四半期連結累計期間の営業収益は56億12百万円（前年同期比4.9％増）となりました｡利益面におきましては､運送収入の増加に伴い傭車料等が増嵩し､運賃への転嫁によるこれらｺｽﾄｱｯﾌﾟの吸収が進まなかったことなどから､営業利益は１億85百万円（前年同期比30.2％減）､経常利益は１億62百万円（前年同期比30.1％減）､四半期純利益は74百万円（前年同期比32.5％減）となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の営業収益の状況は次のとおりであります｡物流事業の営業収益は55億76百万円（前年同期比5.0％増）となりました｡その内訳は､輸送部門が36億32百万円（前年同期比9.6％増）､倉庫部門は19億43百万円（前年同期比2.7％減）となりました｡その他（不動産事業）は36百万円（前年同期比0.4％増）となりました｡
（略）