日本ﾛｼﾞﾃﾑ／経常利益は前年比１０１･１％増（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本ﾛｼﾞﾃﾑ／経常利益は前年比１０１･１％増（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　　四半期純利益24年3月期第1四半期　9,158 5.5 　　107 22.7 　　94 101.1 　　44 ―23年3月期第1四半期　8,681 △0.7 　87 △26.2 　47 △35.2 　△18 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報
当第１四半期連結累計期間におけるわが国の経済は､３月に発生した東日本大震災の甚大な被害により経済活動が停滞するとともに､原発事故による電力供給制限など懸念すべき問題も多く､先行きの読めない状況で推移いたしました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟが属する物流業界につきましても､燃料価格の高騰､同業他社との価格競争の激化に加え､東日本大震災の影響によりｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝが混乱するなど､業界を取り巻く環境は､依然として厳しい状況が続いております｡このような状況の中で当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､｢日本一信頼される企業ｸﾞﾙｰﾌﾟ｣を目指し､収益力の飛躍的向上および経営基盤の強化､国際物流事業の拡大､ＣＳＲ（企業の社会的責任）経営の推進を経営目標としてｸﾞﾙｰﾌﾟ一丸となって取り組みました｡営業収益につきましては､食品関連の既存得意先の受注範囲が拡大したことに加え､復興需要に伴う建材および食品関連をはじめとする既存得意先の業容が拡大したことなどから､増収となりました｡営業利益および経常利益につきましても､燃料価格の高騰による利益圧迫要因があったものの､倉庫稼働率の向上､販売費及び一般管理費の削減および営業外損益の改善などにより増益となりました｡四半期純利益につきましても､上記記載の要因に加え､特別損失が減少したことにより､黒字転換することができました｡その結果､当第１四半期連結累計期間の営業収益は91億58百万円（前年同期比5.5％増）､営業利益は１億７百万円（同22.7％増）､経常利益は94百万円（同101.1％増）､四半期純利益は44百万円（前年同期は四半期純損失18百万円）となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡

① 貨物自動車運送事業
営業収益につきましては､当社および阪神ﾛｼﾞﾃﾑ株式会社において､食品関連の既存得意先の受注範囲が拡大したことなどから､増収となりました｡一方で､営業利益につきましては､日本国内およびﾍﾞﾄﾅﾑにおいて､燃料価格が高騰したことなどから､減益となりました｡その結果､営業収益は45億５百万円（前年同期比3.3％増）､営業利益は２億57百万円（同12.4％減）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の49.2％を占めております｡

② ｾﾝﾀｰ事業
営業収益につきましては､当社において､食品関連の既存得意先の受注範囲の拡大､震災の影響に伴い一時的に食品関連の取扱数量が増加したことなどから､増収となりました｡一方で､営業利益につきましては､一部得意先の受注範囲の拡大に伴い倉庫ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝ費用が一時的に嵩んだこともあり､減益となりました｡その結果､営業収益は14億88百万円（前年同期比5.4％増）､営業利益は１億18百万円（同1.1％減）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の16.3％を占めております｡

③ ｱｾｯﾄ事業
営業収益につきましては､当社において､震災の影響に伴い食品関連の取扱数量の増加により一時的に賃借倉庫を増床したほか､前年同期と比べ倉庫稼働率が向上したことなどから､増収増益となりました｡その結果､営業収益は15億13百万円（前年同期比2.3％増）､営業利益は２億12百万円（同19.0％増）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の16.5％を占めております｡

④ その他事業
ﾛｼﾞﾃﾑｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ株式会社において､復興需要に伴う仮設住宅の内装工事を受注したことなどから､増収増益となりました｡その結果､営業収益は16億51百万円（前年同期比15.6％増）､営業利益は２億12百万円（同6.1％増）となりました｡当事業の営業収益は､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ営業収益全体の18.0％を占めております｡
（略）