杉村倉庫／売上高は前年比１０･２％減（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■杉村倉庫／売上高は前年比１０･２％減（平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益24年3月期第1四半期　2,293 △10.2 　199 △11.6 　194 0.3 　　　118 82.623年3月期第1四半期　2,554 △0.2 　　225 △0.6 　　193 △0.8 　65 △35.0
（略）
（1）連結経営成績に関する定性的情報
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は､今年3月に発生した東日本大震災で甚大な損害を被ったことにより､電力供給の不安や風評被害により先行きは不透明な状況となっております｡当業界におきましても､荷主企業の生産活動が急激に収縮したことや､自粛ﾑｰﾄﾞの広がりによる個人消費の低迷などにより､これらの関連貨物の不振が続くこととなり､極めて厳しい状況となりました｡このような環境の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにおける当第1四半期連結累計期間の営業収益は､22億9千3百万円となり､前年同四半期に比べ2億6千万円（10.2 ％）の減収となりました｡営業原価は18億7千9百万円となり､前年同四半期に比べ2億2千8百万円（10.9％）減少し､販売費及び一般管理費は2億1千4百万円となって､前年同四半期に比べ6百万円（2.7 ％）減少しました｡これにより､営業利益は1億9千9百万円となり､前年同四半期に比べ2千6百万円（11.6％）の減益となりましたが､営業外損益が受取配当金の増加や支払利息の減少により増益となりましたので､経常利益は1億9千4百万円と前年同四半期に比べ1百万円（0.3％）の増益となりました｡前年同四半期は､特別損失に投資有価証券評価損や資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額を計上しましたが､当四半期は投資有価証券売却益を2千3百万円計上しましたので､当四半期純利益は1億1千8百万円となり､前年同四半期に比べ5千3百万円（82.6％）の増益となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績を示すと次のとおりであります｡（倉庫業）当ｾｸﾞﾒﾝﾄにおきましては､輸入雑貨や医療機器の取扱の減少などにより､保管料､荷役荷捌料収入が減少しました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は11億8千8百万円となり､前年同四半期に比べ1億1千万円（8.5％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面では下払作業費用も減少しましたが､前年同四半期に比べ1千2 百万円（79.6%）の減益となり､2千8百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ損失となりました｡
（運送業）当ｾｸﾞﾒﾝﾄにおきましては､事務所の移転作業や販売促進用品の取扱等が減少して､運送料､作業料収入が減少しました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は7億7千7百万円となり､前年同四半期に比べ1億4千5百万円（15.7％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面では運送費用や作業費用は減少しましたが､前年同四半期に比べ1千3百万円（35.7％）の減益となり､2千3百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（不動産賃貸業）当ｾｸﾞﾒﾝﾄにおきましては､一部の顧客の賃貸料が減少したことにより､外部顧客に対する営業収益は2億6千9百万円となりました｡この結果､前年同四半期に比べ2百万円（0.9％）の減収となりましたが､ｺｽﾄ面で減価償却費や租税公課が減少しましたので､前年同四半期に比べ1百万円（0.8％）の増益となり､1億9千1百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（その他の事業）当ｾｸﾞﾒﾝﾄにおきましては､ｺﾞﾙﾌ練習場の利用客数が前年同期を下回りましたので､外部顧客に対する営業収益は5千7百万円となりました｡この結果､前年同四半期に比べ2百万円（4.1％）の減収となり､ｺｽﾄ面でも人件費が減少しましたが､前年同四半期に比べ1百万円（10.1％）の減益となり､1千3百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（略）