ｴｽﾗｲﾝ／８１００万円の四半期純損失を計上（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｴｽﾗｲﾝ／８１００万円の四半期純損失を計上（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　　四半期純利益23年3月期第3四半期　30,946 7.5 　　　360 △48.0 　463 △40.8 　△81 ―22年3月期第3四半期　28,776 △2.2 　692 149.9 　　782 101.4 　　619 ―
（略）
(1) 連結経営成績に関する定性的情報
当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は､新興国を中心とした輸出の増加や､政府の景気対策などによる企業業績の持ち直しが見られたものの､米国経済の減速や､長引く円高の影響など景気悪化の懸念材料も多く､先行き不透明な状況で推移いたしました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主要な事業であります物流関連業界におきましては､国内消費の低迷による輸送需要の減少などにより､物量確保を目指した同業者間の激しい貨物獲得競争による輸送単価の下落や､お客様の物流費削減の動きなどにより､引き続き厳しい経営環境が続いております｡このような状況のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､ｸﾞﾙｰﾌﾟ各社の得意とする業務分野と集配･幹線輸送網の総合力を活かした輸送ｼｽﾃﾑの品質向上と効率化に努めてまいりました｡また専門輸送の分野におきましても､担当分野で培った物流ﾉｳﾊｳや施設を当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ全体で共有して､より質の高い物流ｻｰﾋﾞｽを提供するために､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの総合力を結集して取り組んでまいりました｡この結果､当第３四半期連結累計期間の業績は､営業収益309億46百万円（前年同期比7.5％増）､営業利益３億60百万円（前年同期比48.0％減）､経常利益４億63百万円（前年同期比40.8％減）､四半期純損失81百万円（前年同期は６億19百万円の四半期純利益）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡［物流関連事業］物流関連事業の主な事業収益は､貨物自動車運送事業､倉庫業､自動車整備事業､情報処理ｻｰﾋﾞｽ業､損害保険代理業などであります｡貨物自動車運送事業のうち､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主力であります特別積合せ部門では､ｸﾞﾙｰﾌﾟ各社の得意とする､集配網と幹線輸送網に物流加工業務を組み込んだ量販店様向けの一貫納品物流ｼｽﾃﾑの提供や､同業他社からの配送受託業務のｴﾘｱを拡大するなど物量確保に努めてまいりました｡専門輸送の分野におきましては､大型家具の配送や設置業務に加えて､ｴｺﾎﾟｲﾝﾄ制度による駆け込み需要で取扱量が急増した家電配送業務が好調に推移し､増収となりました｡しかしながら家電特需に対応するための外部委託費や､特別積合せ部門における傭車費用や他業者への中継費用が増加したことと､軽油価格の高騰による燃料費の増加などにより､厳しい状況が続きました｡この結果､物流関連事業の営業収益は304億73百万円､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は７億74百万円となりました｡
［不動産関連事業］不動産関連事業につきましては､ｴｽﾗｲﾝｸﾞﾙｰﾌﾟ各社にて保有している遊休資産の有効活用を図るために､外部への賃貸事業を営んでまいりました｡この結果､不動産関連事業の営業収益は２億61百万円､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は90百万円となりました｡
［その他］主に､旅客自動車運送事業を営んでおります｡岐阜地区の高校や大学の通学ﾊﾞｽ､地元企業の社員通勤ﾊﾞｽなどの定期運行に加えて､冠婚葬祭時の送迎用や学校の長期休暇時にはｻｰｸﾙ活動や地域ｸﾞﾙｰﾌﾟの行楽の移動手段として､安全と安心を第一に､地域に密着した運行を行ってまいりました｡この結果､その他の営業収益は２億11百万円､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は29百万円となりました｡
（略）