乾汽船／経常利益は前年比１１８･７％増（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■乾汽船／経常利益は前年比１１８･７％増（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　　四半期純利益23年3月期第3四半期　12,907 20.0 　　2,385 154.6 　2,185 118.7 　1,343 97.222年3月期第3四半期　10,756 △44.8 　936 △88.2 　999 △87.0 　681 △83.2
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第３四半期連結累計期間(平成22年４月１日～平成22年12月31日)の世界経済は､全体として景気回復基調にはあるものの､先行きの不透明感が残っております｡米国経済は輸出や設備投資が緩やかに増加しているものの､雇用情勢の厳しさが続き､域内格差が鮮明な欧州に関しても､雇用の厳しさに加え､金融ｼｽﾃﾑに対する懸念が払拭されておらず､安定感に欠けた状態が続いております｡その中にあって高成長を続ける中国･ｲﾝﾄﾞを始めとしたｱｼﾞｱ経済が牽引役を担ってきており､全体として高いﾚﾍﾞﾙの成長を維持しつつ堅調に推移しております｡一方､我が国経済は､経済対策効果の剥落や一段の円高進行･長期化により事業環境は厳しさを増し､景況感が悪化しており､依然として厳しい状況が続いております｡当社の事業を取り巻く環境としては､運賃及び用船市況については､昨年度に引き続き緩やかな回復基調にありましたが､中国等の荷動き減少を受け､７月にかけて市況が下落した後､一旦回復したもののその後は再び下落傾向にあり､景気停滞に加えて､自然災害による荷動き減少や円高動向も重なり､先行きの不透明感が強まって来ております｡当第３四半期連結会計期間の業績につきましては､上述のような事業環境の悪化や燃料油価格の高騰などが相俟って､期初の予想を大きく上回った第２四半期連結累計期間の業績への更なる利益の上積みに対する重石となりました｡
（略）