ｾｲﾉｰﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／経常利益は前年比３７･８％増（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｾｲﾉｰﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／経常利益は前年比３７･８％増（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益23年3月期第3四半期　374,888 4.0 　9,729 117.9 　15,778 37.8 　8,349 6.822年3月期第3四半期　360,509 8.2 　4,465 88.6 　　11,453 58.1 　7,818 99.0
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は､企業収益の改善や設備投資の持ち直し等により緩やかな回復の兆しがみられたものの､雇用･所得環境に改善が見られず､円高の長期化に加えて､政策効果も息切れするなど停滞感が強まり､依然として先行き不透明な状態で推移いたしました｡一方､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの主要な事業にあたる輸送業界では､個人消費の持ち直しを背景に､消費関連の貨物輸送量が回復基調にあるものの､顧客の物流ｺｽﾄ削減ﾆｰｽﾞは同業者間の競争に拍車を掛け､環境対策費や燃油費が増加するなど､厳しい経営環境が続きました｡このような状況のもと､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟでは､最終年度となる中期経営計画｢ＣＳ向上３ヵ年計画｣を施策の中心に据え､顧客満足度の追求を基盤として､利益体質への転換を推進し､企業価値の向上に努めてまいりました｡以上の結果､当第３四半期連結累計期間の売上高は､3,748億88百万円（前年同期比4.0％増）となり､営業利益は97億29百万円（前年同期比117.9％増）､経常利益は157億78百万円（前年同期比37.8％増）､四半期純利益は83億49百万円（前年同期比6.8％増）となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄ業績は､次のとおりであります｡①輸送事業輸送事業におきましては､"物流を通じて､お客様に喜んでいただける最高のｻｰﾋﾞｽを常に提供し､国家社会に貢献する"という輸送立国の使命のもと､お客様の利便性を追及した｢ｗｅｂ受取商品状況照会ｻｰﾋﾞｽ｣や｢ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑ検索ｼｽﾃﾑ｣の導入拡大により､一層のＣＳ向上を図ってまいりました｡また､利益体質への転換を図るため､適正運賃の収受や業務効率化により一層の生産性向上に取り組むとともに､着荷主様の利便性を重視したＶＭＩや中小企業の３ＰＬ事業需要に対応したﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ事業の拡大､西武運輸株式会社の急便ﾈｯﾄﾜｰｸを利用した航空代行商品の拡販ならびにＥＣ事業の展開を進めてまいりました｡この結果､売上高は2,790億１百万円（前年同期比2.2％増）となり､営業利益は58億35百万円（前年同期比431.8％増）となりました｡②自動車販売事業自動車販売事業におきましては､ｴｺｶｰ補助金の終了や､駆け込み需要の反動から新車販売の苦戦が予想される中､中古車販売に加え､車検をはじめとする整備入庫に注力するとともに､作業の効率化を図るなど､引き続き利益体質の確立に努めてまいりました｡乗用車販売におきましては､新車販売台数は､ｴｺｶｰ補助金終了による反動減により､９月以降４ヵ月連続で前年実績を下回りましたが､それまでの補助金･減税効果による販売増に加え､地域に密着した販売努力の成果も相まって､累計では前年同期を上回りました｡ﾄﾗｯｸ販売におきましては､補助金効果と大型ﾄﾗｯｸのﾎﾟｽﾄ新長期排ｶﾞｽ規制前の駆け込み需要により新車販売台数は前年同期を上回りました｡この結果､売上高は653億63百万円（前年同期比7.0％増）となり､営業利益は24億85百万円（前年同期比21.1％増）となりました｡③物品販売事業物品販売事業におきましては､燃料販売や紙･紙製品販売に代表される物品販売事業で､主力である燃料販売では､販売単価の上昇や販売数量の増加により､売上高は201億２百万円（前年同期比25.2％増）となりましたが､営業利益は４億44百万円（前年同期比7.2％減）となりました｡④不動産賃貸事業不動産賃貸事業におきましては､都市開発の影響や狭隘化などの理由で代替施設が設置された西濃運輸株式会社を始めとする輸送事業ｸﾞﾙｰﾌﾟのﾄﾗｯｸﾀｰﾐﾅﾙ跡地を､賃貸に供することで経営資源の有効活用に努めております｡また､輸送事業ｸﾞﾙｰﾌﾟ以外の事業会社においても､資産の有効活用を図ることを目的に賃貸事業を営んでいるものもあります｡売上高は10億63百万円（前年同期比13.6％増）､営業利益は８億88百万円（前年同期比13.4％増）となりました｡⑤その他その他におきましては､情報関連事業､人材派遣事業､住宅販売業などで､売上高は93億56百万円（前年同期比1.8％減）､営業利益は３億31百万円（前年同期比50.5％増）となりました｡
（略）