ﾀｶｾ／売上高は微減､経常利益は微増に（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■ﾀｶｾ／売上高は微減､経常利益は微増に（平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　　営業利益　　経常利益　　　　四半期純利益23年3月期第3四半期　7,425 △0.7 　　366 6.6 　　　353 0.5 　　　135 △33.322年3月期第3四半期　7,476 △13.0 　343 △32.4 　351 △37.3 　203 △38.5
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報①業績の状況当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は､政府の経済対策､中国などの新興国の景気拡大にともなう輸出の増加や生産面の持直し等によって､企業業績の緩やかな回復の動きが見られるものの､雇用情勢の悪化や個人消費の低迷のほか､政府の経済対策打切り､円高の影響等により､引続き､先行き不透明な状況が続いております｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの属する物流業界は､顧客の物流ｺｽﾄ圧縮の要請と業者間の過当競争による料金低下という厳しい環境が続いております｡こうした状況の中で､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは｢ｸﾞﾙｰﾌﾟ経営の強化｣を重要課題に掲げ､ｸﾞﾙｰﾌﾟ各社がそれぞれの事業分野や地域において競争力を高め､収益力向上を果たすことを目指して効率化に努めてまいりました｡当第３四半期連結累計期間におきましては､中国などの新興国の景気拡大にともない､輸出･輸入部門ともに全般的に貨物の取扱量が増加したことのほか､７月に入って､国内顧客の業務取扱量が総じて持ち直してきておりますが､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの営業収益は前年同期間と比較して0.7％減の74億25百万円の計上となって､前年同期間の営業収益には至っておらない状況にあります｡営業費用におきましては､これまで進めてきた作業部門における運営体制改善や業務量に応じた人員投入と作業効率向上､賃借倉庫の一部返却､運送事業分野での不採算業務の効率化などのｺｽﾄ改善を推進したことに加え､残業の削減など経費削減に強力に取組んだことによって､営業利益は前年同期間と比較して6.6％増の３億66百万円となりました｡また､経常利益は前年同期間と比較して0.5％増の３億53百万円となりました｡特別損益項目におきましては､投資有価証券売却益24百万円等を特別利益に計上した一方で､役員退職慰労金58百万円等を特別損失に計上いたしました｡さらに､法人税､住民税及び事業税等の諸項目を計上した結果､四半期純利益は､前年同期間と比較して33.3％減の１億35百万円の計上を余議なくされました｡
②報告ｾｸﾞﾒﾝﾄの状況Ａ．総合物流事業におきましては､中国などの新興国の景気拡大等にともない､輸出･輸入ともに貨物の運送取扱量が増加したことのほか､７月に入って､国内顧客の業務取扱量が総じて持ち直してきてはいるものの､ﾘｰﾏﾝ･ｼｮｯｸ以前の状況にまでは至っておらず､営業収益は73億３百万円となりました｡また､営業総利益は､賃借倉庫の一部返却や残業の削減など経費削減に強力に取組んだことによって９億１百万円となりました｡
Ｂ．運送事業におきましては､当事業が､主に､総合物流事業に対する運送分野を担っており､国内顧客の業務取扱量が総じて低迷したことから､営業収益は９億38百万円となりました｡また､営業総利益は､不採算業務の効率化などのｺｽﾄ改善を推進したものの､35百万円の計上に止まりました｡
Ｃ．流通加工事業におきましては､当事業が､主に､総合物流事業に対する流通加工（倉庫内ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝ）分野を担っており､運送事業同様､国内顧客の業務取扱量が総じて前年同期間までの回復にまでは至っておらない状況のため､営業収益は９億98百万円となりました｡また､営業総利益は､作業部門における運営体制改善や業務量に応じた人員投入と作業効率向上を推進したことにより､79百万円を計上することができました｡
（略）