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■DHL/よりシンプルで安全な車両輸送ソリューションを開発
DHL、よりシンプルで安全な車両輸送ソリューションを開発
 
DHLが開発し、特許を取得した車両輸送用二段積みラック


DHL Global Forwardingが開発した特許取得済イノベーション
世界の自動車産業向けに車両の輸送プロセスを簡素化航空・海上輸送のグローバルリーダーであるDHL Global Forwardingはこのほど、自動車産業向けに2種類の新しい輸送ソリューションを開発しました。折りたたみ型のC3SB輸送ボックスおよび二段積みラックにより、車両の積み込みが容易になり、輸送効率が向上します。また、両システムは、航空・海上・陸上輸送時に、乱気流、荒海、未整備道路での輸送といった外的要因によるダメージを防ぐことができます。両輸送ソリューションはドイツ特許庁より特許を取得しています。DHL Global Forwarding, FreightのCEOであるハーマン ウデは次のように述べています。「輸送ボックスとカーラックは、自動車産業のお客様に輸送の安全性と柔軟性の点で最善のソリューションを提供します。これは、世界で最も重要な産業部門の一つである自動車産業のロジスティクスにおける当社の総合的な能力を裏付けるものです」DHLの自動車関連専門スタッフは、多くの家庭で使用されている折りたたみ可能な箱の原理を基にC3SB輸送ボックスを開発しました。箱の側面を内側に折りたたむことができ、これまで使用され成功を収めてきたC2SBモデルから大きく改善されています。従来の「カスタマイズド・カー・セーフティ・ボックス(C2SB)」は、可動式の側面とカバーによって、車両の積み込みに十分なスペースと必要とされる柔軟性が確保され、安全な輸送が可能です。さらに折りたたみ可能となったC3SBは、未使用時には積み重ねることができるため、輸送時にはわずか1区画分のスペースで済むようになります。貴重な輸送能力を最大限に活用するという点において、DHLが開発した新しいカーラックもC3SBボックスと同様に利点を備えています。可動式の中間段床部により、セダンサイズの車両を2台重ねて1つのコンテナ内に収めることができ、その結果、例えばB747型機の場合、主要貨物室のわずか1区画分の広さで2台の車両を輸送することが可能になりました。両システムによって輸送効率は向上し、既存コンテナと比べてCO2効率も改善しています。この新しい輸送コンセプトの優位性は、複数の輸送モードを使用する場合に特に顕著です。C3SBおよびカーラックはあらゆる輸送モードに適合しており、道路・海上・陸上など複合輸送の際の車両による積み替えが不要となります。これらの革新的なロジスティクスソリューションは、自動車、テクノロジー、ライフサイエンス/ヘルスケア、エネルギーなど、世界の主要産業部門に対するDHLの戦略的な姿勢を支えています。DHLはあらゆる事業分野にわたって部門特有の専門知識を集積しており、世界の自動車産業向けには特別なオートモーティブコンピテンシーセンターを設立しています。このコンピテンシーセンターでは、DHLの従業員は自動車メーカーやサプライヤーのロジスティクスニーズに特化したサービスを提供しています。
 
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