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■東芝/システムLSI事業を再編
システムLSI事業の再編について
2010年12月24日
 

 当社は、システムLSI事業の収益力強化のため、注力領域分野への集中的な資源投入、ファブレス化/ファブライト化を含む抜本的な事業モデルの見直しなどの事業構造改革を推進しています。これらの取り組みを加速させるため、2011年1月1日付でシステムLSI事業部を2つの事業部に再編します。今回の組織再編では、意思決定のスピードアップと経営リソースの効率的活用を目的にシステムLSI事業部を、先端SoCを中心とする「ロジックLSI事業部」と、汎用性の高い製品群の「アナログ・イメージングIC事業部」の2つの事業部に組織分割します。
 ロジックLSI事業部では、カスタム性の強い製品の需要の変動に対して自社の製造ラインとアウトソーシングを組み合わせ、柔軟な製造体制を構築します。2011年度から40nm製品を含む最先端製品については、複数の外部ファウンダリへの生産委託を拡大し、自社の300mmウエハ生産拠点を大分工場へ集約することで経営効率を高めていきます。また、設計開発部門により集中的にリソースを投入していきます。
 アナログ・イメージングIC事業部では、アナログIC、CMOSイメージセンサを含むイメージングICに注力します。生産については、大分工場や岩手東芝エレクトロニクス株式会社などの、300mmウエハラインも含めた既存の生産ラインを活用します。汎用性の高い製品に注力することで、生産ラインの効率を高め、事業の拡大と収益性の向上を両立していきます。
 2008年の金融危機以降、当社システムLSI事業では、「収益改善に向けた体質改革プログラム」の下、集中と選択により、アナログ、イメージセンサ、デジタルSoCなどの注力領域分野への集中的なリソース配分と不採算製品からの撤退、後工程拠点の再編と海外生産比率の向上を行ってまいりました。
 さらに、本日、長崎セミコンダクターマニュファクチャリング株式会社の合弁関係を解消し、製造設備をソニー株式会社に譲渡することで基本合意しました。今回の施策はシステムLSI事業部の構造改革を加速するものであり、アセットライト化を図るとともに、大分工場に経営資源を集中することで、生産性とコスト競争力を高めていきます。
 今回の組織再編を含む一連の事業構造改革を通して、システムLSI事業分野のそれぞれの事業領域の特性に応じた事業運営を行うことで、経営を効率化し、収益性の改善と事業体質の強化を図ってまいります。
 
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