住友電気工業／中国のｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ製品共通事業拠点が稼働開始｜物流ﾆｭｰｽ

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■住友電気工業／中国のｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ製品共通事業拠点が稼働開始

中国のｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ製品共通事業拠点が稼働開始

2010年11月4日

住友電気工業株式会社

　このたび､住友電工電子線製品香港有限公司（SEPH社）を通じて中国･深?市に設立した｢住友電工電子製品（深?）有限公司｣（SEPG社）が稼働を開始しました｡　SEPG社は､電子･電気機器に用いられるﾌﾚｷｼﾌﾞﾙﾌﾟﾘﾝﾄ回路（FPC）､ﾌﾚｷｼﾌﾞﾙﾌﾗｯﾄｹｰﾌﾞﾙ（FFC）及び電子機器用ﾊｰﾈｽの３事業の共通拠点として本年4月に設立､これまで工場稼働に向けた準備を進めてきました｡

1．設立の目的等について
　昨今､ｽﾏｰﾄﾌｫﾝ･電子書籍などの電子携帯端末､ﾌﾗｯﾄﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲﾃﾚﾋﾞ､ｹﾞｰﾑ機器などｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ製品の需要が中国･東南ｱｼﾞｱ圏を初めｸﾞﾛｰﾊﾞﾙに拡大しています｡　現在､住友電工ｸﾞﾙｰﾌﾟは､FPCは日本･中国･ﾌｨﾘﾋﾟﾝ･ﾍﾞﾄﾅﾑで､FFCは日本･中国･ﾏﾚｰｼｱ･ﾍﾞﾄﾅﾑ･ﾊﾝｶﾞﾘｰで､電子機器用ﾊｰﾈｽは日本･中国･ﾊﾝｶﾞﾘｰで生産し､それぞれｸﾞﾛｰﾊﾞﾙな需要に対応しています｡　SEPH社では､1994年から中国･深?市の松崗電子線製造廠にFPC･FFC･電子機器用ﾊｰﾈｽの製造委託を行ってきましたが､SEPG社がこれら製品の加工･製造事業を継承するものです｡これにより､SEPG社は､従来のSEPH社への販売に加え､中国現地企業への直接販売及び調達を行うことが可能になります｡　今後､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟ会社として､松崗電子線製造廠で培った製造･品質に加え営業･事業管理の面でも経営体質を強化し､中国国内及び東南ｱｼﾞｱ圏を中心に拡大するｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ需要を積極的に捕捉していきます｡また､国内外ｸﾞﾙｰﾌﾟ関連会社との連携による生産最適化と３事業の一体運営によるｼﾅｼﾞｰ効果を追求し､一層の競争力強化を図ります｡

２．SEPG社の概要について

社　　名英文社名
住友電工電子製品（深?）有限公司Sumitomo Electric Interconnect Products(Shenzhen) Limited

事業内容
FPC､FFC､機器用ﾊｰﾈｽの製造･販売

所在地
中国･広東省深?市

資本金
20.9百万米ﾄﾞﾙ（約20億円）

出資比率
住友電工電子線製品香港有限公司（※）100%※当社100%出資のｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ関連製品の販売･事業管理会社

設　　立
2010年4月

稼動開始
2010年9月から順次稼働予定

董事長
青木朋之

従業員数
約10,000名

売上計画
2011年度：約600億円､2012年度：約680億円

土地･建屋面積
土地：約46,000?､建屋：約62,000?

以上