杉村倉庫／経常利益は前年比２･４％減（平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■杉村倉庫／経常利益は前年比２･４％減（平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成23年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益23年3月期第2四半期　5,010 △1.6 　420 △7.9 　　348 △2.4 　135 △12.222年3月期第2四半期　5,091 △5.5 　456 △13.3 　356 △20.8 　154 △22.1
（略）
(1) 連結経営成績に関する定性的情報
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は､長期化する円高により輸出環境の悪化が浸透してきていることに加え､記録的な猛暑やｴｺｶｰ減税などによる特需が膨らんだ一方で､その反動減による今後の景気の下振れが懸念されております｡さらに欧州の信用不安や米中景気の先行き不透明感が増しているため､再び景気の二番底を警戒する声も出てきております｡こうした経済情勢の中で､荷主企業からの物流合理化要請は益々強くなっており､厳しい事業環境の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは高品質の物流ｻｰﾋﾞｽを提供すべく､経営全般にわたる効率化を図り､積極的な営業展開を行ってまいりました｡この結果､当第2四半期連結累計期間の営業収益は50億1千万円となり､前連結累計期間に比べ8千万円（1.6％）の減収となりました｡営業原価は41億6千1百万円となり､前連結累計期間に比べ3千4百万円（0.8％）減少し､販売費及び一般管理費は4億2千7百万円となって前連結累計期間に比べ1千万円（2.3％）減少しました｡これにより､営業利益は4億2千万円となり､前連結累計期間に比べ3千6百万円（7.9％）の減益となり､経常利益は3億4千8百万円と前連結累計期間に比べ8百万円（2.4％）の減益となりました｡特別損失に投資有価証券評価損を3千5百万円､資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額を2千7百万円計上しましたので､当四半期純利益は１億3千5百万円となって､前連結累計期間に比べ1千8百万円（12.2％）の減益となりました｡
事業の種類別ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績を示すと次のとおりであります｡（倉庫業）当第2四半期連結累計期間は､ｺﾋﾟｰ機械関連の消耗品やﾍﾞﾋﾞｰ用品などの取扱が減少して保管料収入が減少し､また､輸入雑貨､綿布などの取扱が減少して荷役荷捌料収入が減少しました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は25億6千4百万円となり､前連結累計期間に比べ4千2百万円（1.6％）の減収となりました｡さらに､ｺｽﾄ面で下払作業費用も増加しましたので､前連結累計期間に比べ3千2百万円（988.5%）の減益となり､3千5百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ損失となりました｡
（運送業）当第2四半期連結累計期間は､事務所の移転作業の取扱が増加しましたが､販売促進用品等の取扱が減少しましたので､運送料収入が減少しました｡この結果､外部顧客に対する営業収益は18億4百万円となり､前連結累計期間に比べ1千4百万円（0.8％）の減収となりました｡しかしｺｽﾄ面で運送の付帯作業費用が減少したのに対し､配送費用が増加しましたので､前連結累計期間に比べ4百万円（5.5％）減益となり､6千9百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（不動産賃貸業）当第2四半期連結累計期間は､一部の物件の賃貸料の値下げにより､外部顧客に対する営業収益は5億4千2百万円となり､前連結累計期間に比べ2百万円（0.5％）の減収となりました｡しかし､ｺｽﾄ面で減価償却費や租税公課が減少しましたので､前連結累計期間に比べ1千8百万円（5.1％）の増益となり､3億7千8百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（その他の事業）当第2四半期連結累計期間は､ｺﾞﾙﾌ練習場の利用客数が猛暑により前年同期を下回りましたので､外部顧客に対する営業収益は9千9百万円となり､前連結累計期間に比べ2千1百万円（17.7％）の減収となりました｡ｺｽﾄ面では人件費が減少しましたが､前連結累計期間に比べ1千7百万円（64.9％）の減益となり､9百万円のｾｸﾞﾒﾝﾄ利益となりました｡
（略）