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■矢崎総業/導入事業者専用の「ハザードマップ」を自動作成するなど予防安全に貢献する矢崎の新型ドライブレコーダーを発売
導入事業者専用の「ハザードマップ」を自動作成するなど予防安全に貢献する矢崎の新型ドライブレコーダー『YAZAC?eye3』新発売
矢崎総業株式会社(社長:矢崎信二、資本金:31億9,150万円、本社:東京都港区)は、搭載車両の運行データをもとに運送事業者専用の「ハザードマップ」(事故危険箇所マップ)を自動作成するなど、「予防安全機能」を搭載した新型ドライブレコーダー『YAZAC?eye3』を11月25日から全国一斉に発売します。
本体価格(メインカメラ、GPSアンテナを含む)は105,000円(消費税込)。解析ソフト等を含めたシステム価格は258,000円(同)です。当社では、トラック運送事業者やバス事業者、タクシー事業者を対象に、初年度3万台(本体ベース)の販売を計画しています。
ドライブレコーダーは、ヒヤリ・ハットや交通事故発生の前後の画像を記録できることからトラックやバス、タクシーなどへの搭載が進んでいます。また近年では、記録メディアの性能向上等で運行中の全画像が記録できる常時記録型が開発されたことから、ドライブレコーダーを安全運転指導など「予防安全」に活用したいというニーズが高まっています。しかし、長時間に及ぶ画像を全て確認してドライバーを指導するには非常に時間が掛かるため、予防安全への活用はなかなか進んでいないのが現状です。
今回発売する『YAZAC?eye3』は、ハザードマップの自動作成機能やヒヤリ・ハット画像を簡単に確認できる機能を搭載することで「危険を可視化」し、「より具体的な安全運転指導」を可能にした第3世代のドライブレコーダーです。予防安全に貢献する主な機能は、以下の通りです。

(1)ハザードマップ自動作成機能・事故またはヒヤリ・ハットの発生場所をパソコンの地図上に自動表示し、その時の様子も画像で確認できます。
(2)ヒヤリ・ハット画像簡単抽出・保存機能・常時データとトリガデータ(急減速などの衝撃画像)を別々に保存するため、安全運転指導に役立つヒヤリ・ハット画像を簡単に抽出・確認できます。
(3)接続カメラ数5台・最大で5台のカメラが接続できるため、前後左右のほか、運転状況や車内の様子、ドライバーの死角となる箇所等の記録が可能です。
(4)鮮明画像・矢崎独自の画像圧縮・画像送信技術により、より鮮明な画像を再現します。
(5)解析スピード・SDカードの採用で、長時間の常時記録もストレスのない操作と圧倒的な解析速度を実現しました。
さらに、来年3月には、デジタルタコグラフ機能を内蔵した『YAZAC?eye3T』も追加発売します。これは、トップシェアを誇る矢崎デジタルタコグラフの機能を搭載した上位機種で、ドライブレコーダーの『予防安全』機能と、デジタルタコグラフの『省燃費』機能を一体化した機器となります。
また、来年7月末には、さらなる予防安全機能の充実を図るため、『YAZAC?eye3』と『YAZAC?eye3T』の2機種それぞれに、下記の機能を追加する予定です。

(1)音声警告機能・ハザードマップのデータを車載器に移し、危険地点手前での音声警告を行います。安全運行管理者に代わって乗務員の運転を見守ります(2011年7月末に搭載予定)。
(2)通信機能・通信モジュールの追加により、「衝撃感知」があった場合、矢崎ASPセンターを経由して、登録したメールアドレスに「画像」、「時間」、「場所」を連絡します。・異常をキャッチして迅速に対策を打つことで、予防安全に貢献します(2011年7月末に搭載予定)。


■業務用車両の安全運行を支援する当社の取り組み
当社は、2005年にドライブレコーダー『YAZAC?eye』を発売して以来、5年間で約4万台を販売してきました。発売当初より、ドライブレコーダーの目的は「画像を記録」することではなく、「記録した画像を事故削減のために活かす」ことと考えてきた当社は、「予防安全」の観点から、「危険の可視化」をテーマとしてドライブレコーダーの開発を行ってきました。今回、『YAZAC?eye3』で実現した「事故やヒヤリ・ハットの発生箇所を地図上に自動表示する機能」や、「ヒヤリ・ハット画像を自動保存、簡単抽出する機能」は、全て「予防安全」のコンセプトから生まれたものです。さらに、日本で初めてタコグラフ(安全運転記録計)を製造、販売した当社の実績を踏まえ、2011年にはデジタルタコグラフ機能とドライブレコーダー機能を一体化させる予定です(『YAZAC?eye3T』)。これからも当社は、運送事業者の安全運行に役立つ製品を開発・提供し、日本の運輸業界の「安全」を見守り続けて行きたいと考えています。
1960年7月   日本で初めてタコグラフ(安全運転記録計)を製造、販売。2005年5月   ドライブレコーダー『YAZAC?eye』を発売。2007年8月   予防安全支援装置「AWS-3000」を発売。車間接近等の危険を警告。2008年2月   カメラ分離型の『YAZAC?eye2』を発売。取り付け条件を格段に改善。2009年4月   長時間記録型ドライブレコーダー『YAZAC?eye2L』を発売。2009年10月  『ドライブレコーダーデータ解析サービス』を開始。


■『YAZAC?eye3』の主な機能
【予防安全機能】

(1)ハザードマップ自動作成機能・運行実態に合わせた自社専用のハザードマップを作成することで危険箇所を顕在化し、事故削減に貢献します。地図はGoogleMap、MAPDK5、プロアトラスの3種類に対応します。
(2)日報出力機能・矢崎独自の解析で安全運転を点数評価した運転日報を出力することができます。
(3)ゴミ除去フィルタ機能・常時記録とトリガ記録を完全両立したことで矢崎独自のゴミデータ除去フィルタを搭載。ヒヤリ・ハットの検索が素早く簡単にできます。・また、最大3個のGセンサが取付可能でカメラ位置によりGセンサの設定値を変えることでさらにヒヤリ・ハットデータ抽出を容易にできます。
(4)画像出力機能・矢崎指定のモニタと連動することでカメラ画像をモニタにリアルタイムで表示できます。例えば、乗務員の死角をモニタで安全確認後、安心して走行または、作業を行う事ができます。
(5)ヒヤリ・ハット簡単抽出機能・Gセンサが感知した衝撃以外に「急発進」「急減速」「バック走行(外部Ch)」等の信号に基づきトリガ記録ができます。この機能によりお客様のニーズに合わせた画像抽出が可能です。
(6)自動保存機能・トリガ記録と常時記録の内、トリガ記録は、カードを挿すだけで一切の操作をせずに自動でデータ保存する事ができます。画像抽出の工数削減に抜群の効果を発揮します。
【その他の機能】

(7)ETC連動機能・矢崎ETCと連動することで一般道/高速道の切替が自動で行えます。
(8)デジタルタコグラフ連動機能・矢崎のデジタルタコグラフと連動が可能。デジタルタコグラフの安全日報にヒヤリ・ハット回数を印字することができます。
(9)エコドライブ支援機能・矢崎が得意とするエンジン回転のデータ収集と解析が可能です。・平成22年度EMS基準をクリア。さらにエンジン回転が設定値をオーバーした場合、音声でドライバーに警告する機能も搭載。省燃費の効果も得られます。
(10)タイマー記録機能・ドライブレコーダーは車両電源がON時に記録をしますが、予めタイマーを設定することにより、車両電源OFF時も設定時間の記録ができます。荷降時のアイドリングストップ中も記録できます。
(11)ディレー記録機能・タイマー記録と違い、車両電源OFF時にGセンサが衝撃を感知した場合のみ記録をする機能です。当て逃げ等に活躍します。但し、衝撃感知からドライブレコーダーが起動するまでの時間は記録ができません。


■『YAZAC?eye3』の特長
1.安全支援機能を充実した『予防安全』型ドライブレコーダー2.ハザードマップ自動作成機能を搭載3.独自画像処理による鮮明画像の実現4.ダブル記録方式の採用(常時記録+トリガ記録)5.最大5カメラの同時記録を実現(カラーカメラ、赤外線カメラに対応)6.スピーディな画像検索機能を実現7.データ自動保存機能(トリガ記録のみ)8.顧客ニーズに対応した、SDカード2スロット対応9.リアルタイム画像転送機能(*2011年7月末搭載予定)


■『YAZAC?eye3』の概要

1.構成商品および販売価格(消費税込)



○ドライブレコーダー『YAZAC?eye3』
105,000円

 (構成内容)?本体、?メインカメラ、?GPSアンテナ、?付属ハーネス
 

○SDカード 2GB
6,300円

   SDカード 4GB
12,600円

   SDカード 8GB
26,250円

○カラーカメラ(オプション)
18,900円

○赤外線カメラ(オプション)
18,900円

○音声ユニット(オプション)
6,300円

○読取装置
5,250円

○解析ソフト『YAZAC?eye3画像解析』
141,700円

              『YAZAC?eye3画像+安全解析』
273,000円

2.外形寸法本 体  140(幅)×154(奥行き)×29(高さ)mm
3.発売日『YAZAC?eye3』  : 2010年11月25日発売『YAZAC?eye3T』 : 2011年4月発売予定
4.初年度販売計画30,000台/年(本体ベース)


■製品写真『YAZAC?eye3』
本体(上)、GPSアンテナ(下右)、メインカメラ(下左)
 

■「ハザードマップ」(パソコン画面)
 
 
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