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■トピー工業/豊橋製造所、酸素プラントの生産能力を約85%増強
豊橋製造所 酸素プラントの生産能力を約85%増強!!
コスト低減と品質向上のよる競争力の向上
2010/06/142010/06/14-->


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 トピー工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:清水良朗、以下「トピー工業」)は、鉄鋼事業において、電炉製鋼で使用する酸素プラントの生産能力を約85%増強することとしました。本プラントには、約30億円を投資し、2012年8月の稼働開始を予定しています。  トピー工業豊橋製造所製鋼工場(愛知県豊橋市)に併設する酸素工場は、深冷分離プラント1基と簡易酸素発生装置3基を保有しています。現在、排ガス連続分析装置などを活用し製鋼工場の生産性が向上した結果、現有の酸素工場の生産能力では、慢性的に酸素供給不足が発生しています。特に、深冷分離プラントは、電気設備や主要設備の老朽化もあり、更新の必要があると判断しました。  

このたびの酸素工場深冷分離プラントの生産能力増強により、一部外部購入していた酸素を含め全量自社酸素工場で供給いたします。また、増加している高張力鋼や建設機械向け鋼材などの高級鋼は、製鋼において窒素含有量を低減させる必要があります。新プラントにより生産される酸素は、窒素をほとんど含まないことから窒素含有量の低減に効果があります。さらに、酸素と同時に製鋼で必要なアルゴンガスも高効率で生産することができるため、外部購入の必要がなくなります。加えて、新たに高圧ガス特定製造事業所の許可を得て、余剰酸素、アルゴンガスおよび生成された窒素ガスを外部販売する予定です。  新酸素プラントの稼働により、粗鋼生産の安定化やコストの低減、品質の向上とともに、外部販売による収益力の向上を図り、事業基盤を一層強化いたします。トピー工業は、今後も独創性の高い技術を開発し、付加価値の高い製品を送り出すとともに、顧客と時代の要請にいち早く応じてまいります。

 
以上
 
<ご 参 考>【豊橋製造所酸素工場の概要】投資概要:深冷分離プラント、工場棟、メンテナンス用天井クレーン、水素ガスローダー置場棟など生産能力:約10,000Nm3/h(酸素)   注)N(ノルマル):0℃・1気圧の状態生産品:酸素ガス、窒素ガス、アルゴンガス、液化酸素、液化窒素、液化アルゴン設備投資額:約30億円稼働開始予定:2012年8月  【電炉製鋼における添加ガスの用途】酸素:スクラップ溶解を促進するために電気炉内へ吹き込んで用います。アルゴンガス:二次精錬中の取鍋内溶鋼を攪拌するために用います。
 
 



 
【トピー工業株式会社の概要】会社名:トピー工業株式会社所在地:東京都品川区大崎1?2?2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー創立:1921(大正10)年10月資本金:20,983百万円代表者:取締役社長 清水 良朗事業内容:自動車用ホイール、建設機械足回り部品、鋼材他の製造・販売 など連結売上高:196,848百万円(2009年度実績)
 
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