第一中央汽船／平成20 年３月期第１四半期財務･業績の概況｜物流ﾆｭｰｽ

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■第一中央汽船／平成20 年３月期第１四半期財務･業績の概況

平成20 年３月期第１四半期財務･業績の概況
（中略）

１．連結経営成績に関する定性的情報
当第1 四半期は､船舶燃料油価格が高止まりしたものの､為替が当初想定対比円安で推移したこと､また､外航不定期船市況が高水準で推移したことに加え､効率的な配船と好採算貨物の獲得等の営業努力もあり､売上高は376 億円（前年同期比119 億円､46.3％増加）､営業利益66 億14 百万円（前年同期比40億74 百万円､160.4％増加）､経常利益66 億82 百万円（前年同期比42 億99 百万円180.4％増加）､また四半期純利益は40 億73 百万円（前年同期比28 億38 百万円､229.8％増加）と所期の目標を大幅に上回って達成いたしました｡

２．連結財政状態に関する定性的情報
当第1 四半期末における総資産は､前連結会計年度末に比べ､17 億98 百万円増加し､1,040 億51 百万円となりました｡主な増加の内容は､流動資産が主に受取手形及び営業未収金や繰延及び前払費用の増加により､12 億53 百万円増加し､また固定資産は主に投資有価証券の時価の上昇により5 億45 百万円増加しております｡負債の部では､主に未納法人税等の納付や借入金の返済により､11 億13 百万円減少しております｡
純資産は､四半期利益の計上による利益剰余金の増加及び投資有価証券の時価の上昇によるその他有価証券評価差額金の増加により､29 億11 百万円増加し､この結果425 億28 百万円となりました｡

３．連結業績予想に関する定性的情報
中間期の業績予想につきましては､船舶燃料油価格は高止まり傾向を続けているものの､第1 四半期で所期の目標利益を上回って達成し､かつ､第2 四半期も為替は､若干の乱高下はあるものの､当初想定対比では円安で推移すると見込まれ､また､中国･ｲﾝﾄﾞ等を中心として荷動きが引き続き堅調で､外航不定期船市況も高水準で推移すると予想されることから､当初発表数字対比､売上高は170 億円増の750 億円､営業利益､経常利益は65 億円増のそれぞれ128 億円､126 億円､中間純利益で64 億円増の100 億円と大幅に上方修正いたしました｡なお､当中間期業績予想数字には､平成19 年7 月19 日に｢固定資産の譲渡に関するお知らせ｣でご報告した譲渡益も特別利益として織込んでおります｡

なお､第2 四半期の主な前提条件は､次のとおりであります｡
為替ﾚｰﾄ１ﾄﾞﾙ120 円､燃料油価格１ﾄﾝ385 ﾄﾞﾙ（ﾎﾞﾝﾄﾞ油180cst 京浜補油ﾍﾞｰｽ）
（参考）当初前提
為替ﾚｰﾄ１ﾄﾞﾙ110 円､燃料油価格１ﾄﾝ335 ﾄﾞﾙ（ﾎﾞﾝﾄﾞ油180cst 京浜補油ﾍﾞｰｽ）

通期につきましては､海運業をとりまく環境が､今後も引き続き全般的に好調に推移すると見込んでおりますが､堅調な外航不定期船市況によるﾌﾟﾗｽ要因､燃料油価格の高騰､金利の上昇等によるﾏｲﾅｽ要因､並びに今後の為替動向等を踏まえて､現在､下期業績予想の見直し作業中でございますので､通期業績予想につきましては､見直し作業終了次第､発表する予定でございます｡

４．その他
(1) 期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）
該当事項はありません｡
(2) 会計処理の方法における簡便な方法の採用
法人税等の処理は､法定実効税率をﾍﾞｰｽとした簡便な方法を採用しております｡
また､その他影響額の僅少なものにつき､一部簡便な方法を採用しております｡
(3) 最近連結会計年度からの会計処理の方法の変更
該当事項はありません｡
（以下略）

詳細は下記ｱﾄﾞﾚｽを参照ください｡
www.firstship.co.jp/PDF/20070802g.pdf