東洋埠頭／経常利益は前年比２２･５％減（2021年３月期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■東洋埠頭／経常利益は前年比２２･５％減（2021年３月期決算短信〔日本基準〕（連結））

2021年３月期? 決算短信〔日本基準〕（連結）単位･百万円　　
　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　　経常利益　　　当期純利益
2021年３月期 34,159 △1.6　 1,134 △22.2 　1,338 △22.5 　802 △35.9
2020年３月期 34,731 1.8 　　1,457 △15.5　 1,727 △9.6 　　1,252 0.0
（注）包括利益 2021年３月期 2,003百万円（363.9％） 2020年３月期 431百万円（△43.6％）
（略）
（１）当期の経営成績の概況
当連結会計年度における日本経済は､新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染症の世界的な流行の影響を受け､経済活動の停滞や個人消費の低迷が続く厳しい状況となりました｡埠頭･倉庫業界についても､新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染症拡大の長期化､ｺﾝﾃﾅ不足による海外輸出の停滞などにより､貨物の荷動きが低迷し､厳しい経営環境が継続しました｡このような経営環境の中､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟでは､ｸﾞﾙｰﾌﾟ各社の連携を一層強化し､営業の拡大､経営基盤の強化､社会的責任の向上に取り組んでまいりました｡国内総合物流事業では､荷動きの低迷により､国内貨物の倉庫保管残高や輸送の取扱数量が減少し､営業収入､営業利益ともに前期を下回りました｡国際物流事業では､ﾛｼｱでの倉庫事業拡大に伴い､貨物取扱いが増加したほか､ﾛｼｱ極東からの鉄道の利用拡大による輸出貨物が増加し､営業収入､営業利益ともに前期を上回りました｡営業外収支では､為替差損を計上しました｡また､特別損益では､当期は前期に計上した受取補償金等の特別利益がなかったことから､親会社株主に帰属する当期純利益は前期を下回りました｡以上の結果､当期の営業収入は341億５千９百万円（前期比５億７千２百万円､1.6％の減収）､営業利益は11億３千４百万円（前期比３億２千３百万円､22.2％の減益）､経常利益は13億３千８百万円（前期比３億８千８百万円､ 22.5％の減益）､親会社株主に帰属する当期純利益は８億２百万円（前期比４億４千９百万円､35.9％の減益）となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄの概況は次のとおりです｡＊以下の営業収入及び営業利益は､ｾｸﾞﾒﾝﾄ間の取引を含んでいます｡
○ 国内総合物流事業
国内総合物流事業の営業収入は､306億６千９百万円､前期比2.7％の減収､営業利益は､９億６千５百万円､前期比26.3％の減益となりました｡ ≪倉庫業≫ 倉庫業の営業収入は､102億５千３百万円､前期比3.9％の減収となりました｡平均保管残高は､28万ﾄﾝ（前期30万ﾄﾝ）､入出庫数量は､339万ﾄﾝ（前期363万ﾄﾝ）でした｡
普通倉庫
貨物は､ﾊﾞﾅﾅなど輸入青果物の取扱いは堅調に推移したものの､紙類､石油化学品､穀物などの取扱いが減少しました｡冷蔵倉庫貨物は､堅調に推移しました｡
≪港湾運送業≫
港湾運送業の営業収入は､78億５千１百万円､前期比0.1％の減収となりました｡ばら積み貨物の取扱数量は､穀物類､石炭などの取扱いが減少し､466万ﾄﾝ（前期487万ﾄﾝ）となりました｡ｺﾝﾃﾅ取扱数量は､258千ＴＥＵ（前期261千ＴＥＵ）でした｡川崎港での取扱いは増加しましたが､志布志港での取扱いが減少しました｡
≪自動車運送業≫
自動車運送業の営業収入は､54億２千９百万円､前期比9.1％の減収となりました｡荷動きの低迷により､取扱いが減少しました｡ ≪その他の業務≫ その他の業務の営業収入は､71億３千４百万円､前期比1.6％の増収となりました｡物流関連施設の賃貸収入などが堅調に推移しました｡
○ 国際物流事業
国際物流事業の営業収入は､38億３百万円､前期比8.6％の増収､営業利益は､１億５千７百万円､前期比 13.6％の増益となりました｡
（略）