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■タカセ/営業収益は前年比1・3%減、経常利益は前年比19・1%増(2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円  
      営業収益   営業利益  経常利益  当期純利益
2021年3月期 7,520 △1.3  183 8.5    218 19.1   79 △19.42020年3月期 7,622 △7.1  169 △38.8  182 △33.7  98 △54.0(注)包括利益 2021年3月期  141百万円 (196.1%) 2020年3月期  47百万円 (△74.0%)
(略)
(1)当期の経営成績の概況
@経営成績の状況
当連結会計年度の当社グループの業績は、年間を通じた個人向け通販業務取扱の拡大に加え、下期に主要顧客 の配給邦画のヒットにより国内業務取扱量の増加が見られたものの、第1四半期における新型コロナウイルス感 染症拡大による影響を受けた、メディア関連事業の業務取扱および輸出入貨物取扱量の減少による落込みを補い きれなかったことから、営業収益が前年同期間と比較して1.3%減の75億20百万円となりました。 利益面につきましては、上期において、業務量に見合うコスト削減が追い付かなかったこともあり、苦戦を余 儀なくされましたが、下期に入り業務量の回復が見られたほか、各営業所において取組んできたコスト削減施策 の効果が徐々に見えてきたことから、営業利益は前年同期間と比較して8.5%増の1億83百万円となり、経常利益 は19.1%増の2億18百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失に当社札幌営業 所の土地にかかる減損損失および投資有価証券評価損等90百万円の計上を余儀なくされたことから、前年同期間 と比較して19.4%減の79百万円となりました。
A報告セグメントの状況
A.総合物流事業におきましては、年間を通じた個人向け通販の拡大や、下期に主要顧客の配給邦画のヒット により国内物流業務取扱量が増加したものの、特に上期において発生した新型コロナウイルス感染症拡大によ る国内物流業務取扱量および輸出入貨物取扱量の落込みを補うことができず、営業収益が前年同期間と比較し て0.8%減の74億61百万円となりました。営業利益は、各営業所において取組んできたコスト削減施策の効果 が現れてきたものの、営業収益の落込みによる減少を補うには至らず、前年同期間と比較して7.0%減の1億 40百万円となりました。
B.運送事業におきましては、当事業が、総合物流事業に対する運送分野を担っております。営業収益は、業 務取扱が減少したことから、前年同期間と比較して10.6%減の3億9百万円になりました。しかしながら、営 業利益は、営業収益減少による影響はあったものの、車両運行の効率化や傭車費用等の圧縮によるコスト削減 に努めたことから、前年同期間と比較して13.6%増の12百万円となりました。 C.流通加工事業におきましては、当事業が、主に、総合物流事業に対する流通加工(倉庫内オペレーショ ン)分野を担っております。国内物流業務取扱の減少により、営業収益が前年同期間と比較して3.3%減の9 億27百万円となりました。営業利益は、コスト削減に向けた業務の効率化に積極的に取組んだことが奏功し、 営業収益の減少による影響を補い、前年同期間と比較して42.7%増の16百万円となりました。
(注)上記営業収益は、セグメント間取引消去前の金額で記載しております。
(略)
 
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