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■商船三井/AR航海情報表示システムの機能強化で操船サポート
AR航海情報表示システムの機能強化で操船サポート

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、古野電気株式会社(社長:古野幸男、本社:兵庫県西宮市)と共に開発したAR航海情報表示システム(註1)において安全に航行できる水深とそうでない水深の境界線を自動で表示できるよう、システムのアップグレードを行いました。

従来のシステムでは、浅瀬を表示するには手動での設定が必要でしたが、今回のアップグレードにより、常時自動で安全水深の境界情報が赤・黄・橙のいずれかの色(ユーザーが危険度をより感知しやすい色で設定可能)で表示されるようになり、操船者が注意すべき箇所が一目で分かるようになります。

AR航海情報表示システムは、既に商船三井グループが運航する大型原油タンカー24隻への搭載が完了しており(註2)、現在はLNG船を含む他のエネルギー輸送船隊やドライバルク船隊への搭載試験も進め、今後さらに搭載船を拡大していく予定です。

商船三井は、引き続き安全運航を最重要課題と位置づけ、AR航海情報表示システムを含め、海上交通の安全に寄与する製品の開発・改良を「現場の目線」を取り入れながら積極的に行い、お客様に信頼され選ばれる企業グループを目指します。

(註1)AR(Augmented Reality:拡張現実)技術を用いてカメラのリアルタイム映像と航海情報を重ねて表示させることで、航海中の乗組員の見張りや操船などを視覚的にサポートするシステムです。本システムについては2017年12月26日付プレスリリース「将来の自律航行船に繋がるAR技術を活用した航海情報表示システムを共同開発〜航海中の操船や見張りをサポートし、安全運航体制を一層強化〜(?https://www.mol.co.jp/pr/2017/17114.html?)」もご参照下さい。

(註2)2019年4月22日付プレスリリース「AR航海情報表示システムを大型原油タンカー21隻に搭載決定〜航海中の見張りや操船をサポートし、世界最高水準の安全運航へ〜(?https://www.mol.co.jp/pr/2019/19027.html?)」
 
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