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■アサヒロジスティクス/未経験者のドライバーデビューを細やかなサポート体制で支援、セーフティ・アクション・インストラクター制度第3期生を9月23日に認定
〜未経験者のドライバーデビューを細やかなサポート体制で支援〜セーフティ・アクション・インストラクター制度第3期生を9月23日に認定
ドライバー専用研修センター(自社設備)と同レベルの指導を各拠点でも実施可能に

アサヒロジスティクス株式会社(埼玉県さいたま市大宮区/代表取締役社長 横塚元樹)では、未経験者のドライバー職へのチャレンジをサポートする取り組みを行っております。その一つが、自社で構えるドライバー研修施設「滑川福田センター」(埼玉県比企郡滑川町/2017年3月開設)の活用です。専任の指導者のもと、トラックの特性や運転マナーを実体験を交えて学ぶことができる研修施設です。さらなる事故撲滅や定着率の向上を目指すため、セーフティ・アクション・インストラクター(以下SI)制度を2019年11月より開始しました。滑川福田センターの指導員と同レベルの指導ができる人材として各拠点のドライバーより選出し、実技や座学研修を経てSIとして設定。新人ドライバーが実務を行って新たに感じる不安や課題を即座に解決することを狙いとしています。このSI制度の第3期生が9月23日に認定となりますので、お知らせいたします。今回の第3期生を含め合計9名のSIが認定されており、2021年度末までに全拠点に配置することを目標としています。
【SI制度の概要】1.目的 ・ドライバーに対する指導内容の全社統一による事故撲滅および重大事故等の抑制 ・ドライバー教育の環境を設備することによる優秀な人財の確保および定着率の向上2.運用開始日 2019年11月15日3.現在までのSI認定者数 B級:9名(今回の第3期生3名の認定を含む)※B級・A級・S級の全3階級4.職務内容 ・追跡監査、添乗指導、運転技能の見極め等の安全指導全般 ・ドライバー業務への相談対応・不安の解消 ・指導監督指針(1366号)について運行管理者に代わり指導・教育を行う5.SI認定までの流れ
 候補者(推薦・立候補)の選出後、10日間の社内研修(運転技能・学科、指導者としての心構え、指導実習)を経て、学科・技能試験、役員面談、外部研修への受講により正式に認定となる。認定者には腕章と認定証が授与される。

【未経験者でも安心して働ける体制の設備】

物流業界の深刻な人手不足に対応するため、今まで物流業界に触れる機会がなかった方々にも安心してチャレンジしていただける環境を企業側が整備することが必要です。当社では、ドライバー研修施設である滑川福田センターを保有。実践に近い環境で、車両の特性・運転マナー・運転技術を学ぶことが可能です。同センターを開設した2017年3月以降、当社の未経験者の入社数は年々増加しており、2020年7月時点での新人研修受講者は、半数の55.4%が未経験者となっています。各拠点にSI認定を配置することにより、実務に就いてから感じる不安や失敗などへの即時対応が可能になり、拠点と同センターのダブルフォロー体制が整備されています。
【研修施設 滑川福田センター】
滑川福田センターは、運転技術・知識を学べるドライバー専用の研修施設です。2017年3月に開設し、現在までに1400名を超えるドライバーが新人研修を受講し、ドライバーデビューしています。自動車教習所指導員の経験を持つ国家資格保有者や、トラック協会研修センターでの指導員経験者が指導者として在籍。当社に新たに入社したドライバーは、経験の有無にかかわらずここで2泊3日の研修を受講し、効果測定の後、合格者のみがドライバーとして独り立ちします。また、ドライバーデビュー後には、安全品質管理部署による個別の危険予知訓練、集合研修による振り返り・体験や悩みの共有など、フォローアップのための仕組みも充実させており、ドライバーとしてのさらなるレベルアップとやりがい確保のためのフォロー体制を整備しています。4トンダブルキャブトラック4トンダブルキャブトラック

自動車教習所さながらのS字コースやクランク、坂道だけではなく、運送業ならではの可動式の接車バースや、ドライビングシュミレーター等を備えております。研修用車両は、当社トラックの中で大半を占めている4トンワイド車と3トン車(マニュアル、オートマチック)、10トンなどの大型トラックはもちろんのこと、1トンや2トンなど小型トラックにも対応、「モービルアイ」「バックソナー」「バックアイ」などの各種安全装置が装備されています。特注車両である前列3名後列4名の乗車が可能な研修専用の4トンダブルキャブトラックも配備。「アラウンドビューモニター」や「巻き込み防止確認ランプ」などの特殊な設備も装備されています。研修センターとしてだけではなく、自社のイベント開催や近隣の学校主催の交通安全教室会場としても活用。災害の際には避難所として地域の皆様に利用いただくことも可能です。
【SI制度導入効果と今後の展望】
SI在籍拠点では、個別に拠点での安全講習を実施しています。以前は定期的に安全品質管理部署による安全講習を開催しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、現在では拠点ごとに工夫を凝らした内容での実施に変更。小規模での運転指導や添乗指導、事例を用いた危険予知トレーニング等、日常的にドライバーに近い距離で接しているSIならではの指導を行っています。事故件数を比較すると、SI在籍拠点のうち半数の拠点では、SI制度導入前と比較し約50%の削減効果が出ております。事故惹起者に対しては、普段の個人の運転の癖を熟知したSIが、映像確認などを併せた細かいフォローを即座に対応できることも効果の一つです。また、9月17-18日の2日間で、SI制度1期・2期生の振り返り研修を開催します。SI在籍拠点の安全意識を高める目的として、拠点で行っている講習内容の確認、第1期生と第2期生との意見交換会を行います。各拠点でのSIの活動状況を共有することにより、良い内容は他拠点から吸収、また自拠点の改善点を明確化しその後の指導へ反映させることを狙いとしています。10月には4期生、2021年1月には5期生の研修が開始します。5期生では、地方拠点を中心に人選し、より幅広いエリアで安心・安全な物流の強化を図ってまいります。
【SI制度第3期生認定式】第2期生認定式(2020年6月)第2期生認定式(2020年6月)
9月23日(水)13:00より、第3期生の認定式を執り行います。
内容:腕章と認定証の授与、代表取締役あいさつ、   SI認定者の決意表明等※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、小規模・短時間での実施とさせていただきます。


 
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