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■兵機海運/経常利益は前年比33・3%増(平成31年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))
平成31年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円  
      売上高  営業利益 経常利益 当期純利益
31年3月期 14,378 7.4  446 30.9  490 33.3  361 17.5
30年3月期 13,387 7.3  341 75.6  367 87.1  307 100.5
(注)包括利益 31年3月期  367百万円 (△3.5%) 30年3月期  381百万円 (23.7%)
(略)
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、中国をはじめとする世界経済の減速を背景に、国内の製造や流通の市場 は飽和状態で推移いたしました。一方で、設備投資の性向は底堅いものの、慢性的な人手不足に伴う人件費の上昇や 原材料の価格上昇などが経営環境を押し下げていると考えられ、足元の景気にあっては、来期への景気継続に不透明 感が漂うものとなりました。 このような状況下におきまして、当社グループは「安全・迅速・信頼」をモットーに、より「堅実な兵機」との 信頼を得るべく事業展開を進めてまいりました。 外航事業では、前期に実施した不採算船の整理による収益性の引き締めと、年度を通じての安定継続した輸送成 果が収益性を飛躍的に高めることができました。 内航事業では、燃料油高騰を始めとする輸送コストの増加があったものの、鉄鋼輸送が底堅く推移したこともあ り、収益に着実な伸びを見ることができました。 港運事業では、売上高の伸び率を上回る勢いでコスト負担が進行し、利益確保はするものの収益性が縮小した結 果となり、今後に厳しい課題を残すものとなりました。 倉庫事業では、神戸地区主力倉庫の稼働が年間を通じて活況であったことや、姫路地区の新倉庫稼働が順調に推 移したことで、収益性に大きな伸展が見られました。 これらの結果、当連結会計年度の実績は、次のとおりとなりました。 当期の取扱量3,797千トン(前期比196千トン増 105.4%)と伸びたことで、売上高14,378百万円(前期比990百 万円増 107.4%)と増収になりました。 一方で売上原価の増加による収益の圧迫も見られましたが、総括的には売上高の伸長や管理コスト増加に対する 圧縮の効果もあり、経常利益490百万円(前期比122百万円増 133.3%)となり、親会社株主に帰属する当期純利益 も361百万円(前期比53百万円増 117.5%)と増益になりました。 当連結会計年度におけるセグメントの営業状況は次の通りです。
@ 海運事業
(イ)内航事業・・・・・燃料価格の高値推移が続くものの、前期に引き続き鉄鋼市況が堅調に推移いたしまし た。収益面でも輸送コストの増加を輸送量増加に伴う売上高の伸びで賄うことができました。また、老朽船のリ プレースを計画的に進めており、安全で効率的な運航体制の整備が事業全体のリスク低減と収益性の向上に繋が りました。 結果としまして、売上高は6,834百万円(前期比519百万円増 108.2%)と増収になり、営業利益も収益性の向 上が見られたことから267百万円(前期比82百万円増 144.6%)と増益になりました。
(ロ)外航事業・・・・・前年度に実施した不採算船の整理が事業収益性の底上げ効果を見せました。また、ロ シア定期航路やプロジェクト輸送契約が年度を通して着実に安定輸送できたことで、その収益性を大きく伸ばす ことができました。 結果としまして、売上高は1,610百万円(前期比186百万円増 113.1%)と増収になり、営業利益も113百万円 (前期比54百万円増 192.6%)と大幅な増益になりました。
A 港運・倉庫事業
(イ)港運事業・・・・・堅調な国内の消費経済を背景とした食品類を始めとする農水産品関係の輸入取扱いに 大きな伸びが見られ、並行して機械類の輸出取扱いにおいても堅調な推移を見ることができました。 結果としまして、売上高は4,606百万円(前期比186百万円増 104.2%)と増収になりました。しかしながら、 輸送原価の上昇率がこれを上回り、粗利益段階としては伸び悩みがみられました。また、管理経費増加の圧縮を 進めましたが、営業利益37百万円(前期比62百万円減 37.5%)と前期を下回る結果になりました。
(ロ)倉庫事業・・・・・神戸地区倉庫にあっては、小口輸出品を主とするコンテナ混載事業が落ち込んだもの の、旺盛な国内消費を背景とする輸入食品類の増加や輸出機械類に堅調な取扱いが見られました。姫路地区倉庫 では、新たな収益性の柱として危険品倉庫が下期より本格稼働し、順調な滑り出しを見ることができました。 結果としまして、売上高は1,326百万円(前期比98百万円増 108.0%)と増収になりました。なお、作業原価 の増加も続いておりますが、収益性の改善に努めたこともあり、営業利益27百万円(前期は3百万円の損失)と 黒字回復を果たすことができました。
(略)
 
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