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■日野自動車/古河工場で架装まで一貫生産

お客様に最適商品をより早く提供するため、メーカー完成車を拡充し、古河工場で架装まで一貫生産


経営
2019年1月29日?No.No.19-002


ウィングバン完成車のラインアップを拡充するとともに、古河に架装工場を新設し、シャシ生産〜架装の最適なものづくりを目指す

 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)と日野グループの架装メーカーである株式会社トランテックス(本社:石川県白山市、社長:原田泰彦、以下トランテックス)は、「経営戦略2025※1」で掲げた目指す姿の実現に向け、お客様のニーズに最適な商品をより早く提供するために、メーカー完成車※2の主力商品であるウィングバンのラインアップを拡充し、古河工場内に架装工場を新設してシャシ生産〜架装までを一貫して行います。これにより、シャシ生産から納車までのリードタイム短縮を図ります。

          ※1 経営戦略2025:  2025年に向けた日野の目指す姿と戦略。2018年10月30日発表          ※2 メーカー完成車: トラックメーカーがキャブ(運転台)・シャシから荷台までを含む標準的な仕様を一括して企画し、                      ディーラーを通じて販売する商品。一方、オーダー車両の場合は、トラックメーカーがキャブと                      シャシを設計・生産し、架装メーカーがお客様の要望に合わせて荷台を設計・架装する。          

 メーカー完成車の商品拡充においては、ウィングバン標準車をベースにニーズの高い仕様をラインアップとして取り揃えることで、短納期で提供することを目指します。 さらに、古河工場内にウィングバンの架装工場を新設し、シャシ生産から架装までを一貫して行い、生産を連動させ効率化を図ります。日野が生産したシャシをトランテックスが同敷地内で架装することにより、拠点間の車両陸送も不要となるため、商品の納期短縮とあわせて、現在深刻な社会問題となっているドライバー不足解消の一助になればとも考えています。 架装工場の稼働開始は2021年を予定しており、工場建設にかかる投資額は約80億円の見込みです。稼働開始時点では現行のトランテックス製ウィングバン完成車の生産から始め、同年中に新ラインアップ商品の生産も開始する計画です。なお、古河の新架装工場に生産場所を移すウィングバン完成車を除いては、従来通りトランテックスの本社工場で架装を行います。
 日野は、「もっと、はたらくトラック・バス」をスローガンに掲げ、その実現に向けて「安全・環境技術を追求した最適商品の提供」「最高にカスタマイズされたトータルサポート」「新たな領域へのチャレンジ」の3つの方向性に注力しています。お客様や社会にこれらの価値を継続的に提供していくために、グループを挙げてチャレンジを続けてまいります。

<架装工場の概要>



 事業主体
 株式会社トランテックス(資本構成:日野自動車100%)


 建屋面積
 約15,600m2


 生産品目
 ウィングバン完成車、平ボデー完成車


 生産能力
 約6,000台/年


 稼働開始
 2021年予定


 従業員数
 約300名を予定 ※稼働開始時点



 
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