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■商船三井/ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け砕氷LNG船「VLADIMIR RUSANOV」が北極海航路を東に向かい東アジア向け輸送を実施
ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け砕氷LNG船「VLADIMIR RUSANOV」が北極海航路を東に向かい東アジア向け輸送を実施?〜世界初の砕氷LNG船プロジェクト 当社第一船が北極海を単独で航行 〜

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下、「商船三井」)と中国遠洋海運集団有限公司(China COSCO Shipping Corporation Limited、以下「China COSCO Shipping社」)の合弁会社が保有する砕氷LNG船"VLADIMIR RUSANOV"(以下「本船」)が、ロシア・ヤマル半島サベッタ港のヤマルLNG出荷基地で積荷、サベッタ港を6月25日に出航した後、北極海航路を東側に向けて航行し、本日7月6日にベーリング海峡に到達しました。本船は、この後、中国・江蘇如東港に揚荷のため向かう予定です。
本船は、2014年7月に発表した「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船3隻の造船契約を締結」(*1)の第一船であり、ヤマルLNGプロジェクトで出荷されるLNGの輸送に従事しており、本年3月下旬に輸送サービスを開始してから(*2)、これまでに4カーゴを西側に航行して欧州のLNG受入基地向けに輸送してきましたが、北極海における夏の到来に伴い、今般、初めて砕氷船の先導に頼らずに北極海航路を東側に航行し、ベーリング海峡経由、東アジアに向かうものです。ヤマルLNG基地から出荷されるLNGが直接東アジア向けに輸送されることは初めてとなります。
この航海は、北極圏の天然資源をスエズ運河経由に比べて航海距離を大幅に短縮できる北極海航路を通じて東アジア向けに輸送することが可能であると立証するものとなり、北極圏の天然資源開発を推進し、日本・中国を含めたアジアの天然資源輸入国の利益にも資するものです。
商船三井は、ヤマルLNG出荷基地からの安定的なカーゴ輸送に貢献していくと同時に、同プロジェクトを通じて北極海航路運航のリソース・ノウハウを蓄積し、次なる北極海航路プロジェクトを成功させられるよう積極的に取り組んでいきます。
(*1) 詳細は2014年7月9日付プレスリリース「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船3隻の造船契約を締結 〜世界初の砕氷LNG船によるLNG輸送プロジェクトに参画、北極海航路の商業運航を実施〜」をご参照ください。
(*2) 詳細は2018年3月29日付プレスリリース「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け砕氷LNG船"VLADIMIR RUSANOV"が積地サベッタ港で初荷役を実施 〜 世界初の砕氷LNG船プロジェクト 当社第一船のオペレーションを開始 〜」をご参照ください。
 
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