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■国際石油開発帝石/オーストラリア イクシス LNG プロジェクト、沖合生産・貯油出荷施設(FPSO)の出航
オーストラリア イクシス LNG プロジェクト
沖合生産・貯油出荷施設(FPSO)の出航について
 
 国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、オーストラリア連邦において操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーと共にイクシスLNGプロジェクト(以下、本プロジェクト)の開発作業を進めておりますが、本プロジェクトを支える重要な施設である沖合生産・貯油出荷施設(Floating Production, Storage and Offloading(名称:イクシス ベンチャラー)、以下、FPSO)が、試運転作業や各種確認作業を経て、昨日、建造地である韓国オクポの沖合からオーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田に向けて出航いたしましたので、お知らせいたします。

 FPSOは、約1カ月かけて、韓国オクポから約5,600キロメートル離れたイクシスガス・コンデンセート田まで曳航され、現地到着後、設置作業が行われる予定です。
 本施設(長さ約336メートル×幅約59メートル)は、約3.5キロメートル離れた洋上に設置されている沖合生産・処理施設(Central Processing Facility(名称:イクシス エクスプローラー)、以下、CPF)で分離処理・生産されたコンデンセートを一時的に貯蔵して、買主のタンカーに出荷する役割を担い、40年にわたって稼働が見込まれる本プロジェクトの主要施設となります。
 なお、CPFについては、本年5月29日に、34日間の曳航を経て、イクシスガス・コンデンセート田に到着し、係留作業を終え、現在、設置作業及び試運転作業を実施中です。
 当社は、本プロジェクトに関係する地域コミュニティの方々、連邦政府、西豪州政府および北部準州政府等のオーストラリアの関係者やプロジェクト関係者の方々のご理解とご協力を得ながら、このプロジェクトの成功に向けて引き続きまい進する所存です。

以上

■イクシス LNG プロジェクト
 イクシスLNGプロジェクトは、当社が操業主体(オペレーター、参加権益比率:62.245%)としてトタール社(同:30%)、台湾中油(CPC、同:2.625%)、東京ガス(同:1.575%)、大阪ガス(同:1.2%)、関西電力(同:1.2%)、JERA(同:0.735%)及び東邦ガス(同:0.42%)と共に、オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田より産出される天然ガスを、オーストラリア連邦北部準州のダーウィンに建設する陸上ガス液化プラントにて液化し、年間890万トンのLNG及び年間165万トンのLPGとして生産・出荷すると共に、沖合生産・貯油出荷施設(FPSO)などから日量約10万バレル(ピーク時)のコンデンセートを生産・出荷する計画です。本プロジェクトは、40年という長期にわたって稼働が見込まれる世界的にも大規模なLNGプロジェクトです。当社は、1998年の公開入札により本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得、その後の探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発検討作業を経て2012年1月に最終投資決定しました。今後、現地にて沖合施設の設置作業やコミッショニング作業を行い、井戸からの生産を開始します。以降、2018年3月期中にコンデンセート・液化天然ガス(LNG)・液化石油ガス(LPG)の生産を順次開始し、その後、生産物を出荷していく予定です。
 
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